第51期 仮想空間に旅立とう
~見て触れて体験共有しよう~
テーマ | 仮想空間に旅立とう ~見て触れて体験共有しよう~ |
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実施日 | 2018年8月25日(土) |
講師 | 杉浦正吾氏(株式会社杉浦環境プロジェクト 代表取締役社長) 玉城絵美氏(H2L,Inc.創業者 早稲田大学准教授) |
実施場所 | 株式会社クボタ 東京本社 |
参加者 | 23人 |
主催 | 朝日新聞社 |
協賛 | 株式会社クボタ |

内容
持続可能な社会の実現のために何ができるか、世界の新たな「ものさし」として注目されているSDGsの学習推進に力を注ぐ杉浦正吾氏と、世の中を大きく変える技術として期待が集まるバーチャルリアリティー(VR)の研究者である、玉城絵美教授の二名を講師にお迎えしました。当日は、SDGsやVRに関心をもった23人の方々が参加してくださいました。
第一部では杉浦氏から「『SDGs』とは何か?」、玉城教授から「バーチャルリアリティーの可能性を探る」と題した二つの講義が行われました。SDGsにおいて日本が抱えている課題と、現在の科学技術を駆使した課題解決の方法の一例として、VRの可能性について学びました。
第二部は、ハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏を迎えてのワークショップ。複数の班に分かれ、社会課題解決につながる技術を自由な発想で考えていきました。
参加者からは、「バーチャルソーシングやVRを活用したクラウドソーシングを実現し、より高い質の教育を目指してはどうか」「例えば、レシートに生産地や消費期限などの食品情報をもったQRコードを表示しておく。それを専用のアプリで読み込んで食品消費量を計算するシステムがあれば、食品ロス削減をめざせないか」などのアイデアが出されました。思わぬ発想の数々に、会場には驚きの声が響いていました。
講義・ワークショップ終了後は、懇親会を行いました。参加者同士だけでなく、講師のお二人とも積極的に交流を深めて、連絡先を交換する姿も見られました。