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長期ビジョンGMB2030

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1890年の創業以来、クボタは食料・水・環境に関わる
社会課題の解決に取り組んできました。
近年、社会ではさまざまな問題が複雑に絡み合っています。
深刻化する社会問題に向き合い、これからも持続可能な日々の暮らしを守るために、
クボタの果たすべき役割とクボタグループ全体で取り組む指針を表す
長期ビジョン「GMB2030」を策定しました。

クボタグループは、あるべき姿として描く
最も多くのお客様から信頼されることによって、最も多くの社会貢献をなしうる企業
「Global Major Brand(GMB)」となるために、GMB2030の実現に取り組んでいきます。

クボタがめざす姿

豊かな社会と自然の循環にコミットする
“命を支えるプラットフォーマー”

クボタがめざす「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」には、次のような意味が込められています。

豊かな社会と自然の循環にコミットする

創業から130年以上にわたり、食料・水・環境の分野において、事業を通じて社会課題の解決に貢献してきたことを再認識し、これからも豊かな社会と自然の循環を支えていきます。

命を支えるプラットフォーマー

食料・水・環境分野で社会に貢献し続けることを使命とし、これらの分野において必ずクボタの製品やサービスが利用される、皆さんにとって必要不可欠なプラットフォーマーとなることをめざします。

クボタの提供価値

地球温暖化や気候変動などの環境問題、人口増加による食料需要の増加や水資源の不足、グローバル経済と政治の問題など、
世界で多くの社会問題が複雑に絡み合い、深刻化する中、4つのメガトレンドに注目しています。

クボタが注目するメガトレンド
  • 経済成長と資源循環の両立
    (サーキュラーエコノミー)
    大量生産・大量消費・大量廃棄につながる従来の経済とは異なり、製品と資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した循環経済。
  • 温室効果ガス排出量ネットゼロ
    (カーボンニュートラル)
    地球上の炭素(カーボン)の総量に変動をきたさないようにする考え。CO2の排出量と吸収量がプラスマイナスゼロになるよう、エネルギー利用のあり方やシステムを構築すること。
  • 循環・共有を通じて生産物の限界
    費用が限りなくゼロとなる社会
    物の生産量を増加した際にかかる費用「限界費用」が、循環や共有、IoTなどによって限りなくゼロとなる社会。
  • グローバル資本主義だけに拘らない
    新たな中小コミュニティ形成
    社会インフラ分野の技術革新が進むことで、中央集権型から自律分散型へとシフトし、コミュニティを基盤とするフラグメント化した社会が形成されること。

この4つのメガトレンドにおいて、クボタが世界に提供する価値は次の3つです。

提供価値01

生活基盤を支える食料・水・
環境ソリューションの提供

提供価値02

持続可能な社会の開発と、
自然の循環ループの実現

提供価値03

種々のコミュニティにおける
社会課題解決への貢献

クボタグループが
取り組むこと

既存事業の製品・サービス・提供地域を、より社会に適合する形に拡充します。
そして、拡充した既存事業をベースに食料・水・環境分野の製品・サービスを連携し、3つの新たなソリューションの提供に取り組みます。

  • 食料の生産性・安全性を
    高めるソリューション

  • 水資源・廃棄物の循環を
    促進するソリューション

  • 都市環境・生活環境を
    向上させるソリューション

提供をめざす代表的な
ソリューション例

既に事業展開を進めているスマート農業では、データと連携した高いセンシング機能を持つ作業機械と、AIを活用した営農自動管理システムの提供により、農作物の収量と品質の向上、農業の生産性向上を図ります。農業領域だけでなく、異業種とも連携するオープンなアグリプラットフォームを構築し、フードバリューチェーン全体にソリューションを提供することでフードロス削減にも貢献します。

新たなソリューションを
提供するために
取り組むこと

GMB2030の実現につながる新たなソリューションを提供するために、クボタは6つの事業基盤を強化していきます。

Innovation

イノベーションを生み出す体制構築

DX

デジタルトランスフォーメーション

Investment

事業体制強化に根差した投資の実行

Kubota Production System(KPS)

モノづくりの効率化を基軸とした経営効率の向上

Global Management

グローバル経営と人材活用

ESG

総合企業価値に基づく経営

この6つは、既存事業の拡充と、その延長線にある新たなソリューションの提供を支えるために必要な土台となるものです。
これらの事業基盤の強化については、2025年を見据えた中期経営計画において着実に取り組んでいきます。

GMB2030の実現を
めざして

クボタは創業以来、人類の生存に必要な食料・水・環境の分野で社会に貢献し、
地球と人の未来を支えることを使命としてきました。

これからもこの使命を土台とし、
「豊かな社会と自然の循環にコミットする”命を支えるプラットフォーマー”」
として、美しい地球環境を守りながら、
人々の豊かな暮らしを支えていきます。