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クボタが考える
「スマートアグリソリューション」技術編

新たな価値を創出し、農業の課題解決に貢献するクボタの技術

100年以上にわたり、農業の課題と向き合い続けてきたクボタ。
時代とともに変化する農業のニーズを的確に捉えながら、
課題解決に向けた技術を磨き続けてきました。

私たちは、単に技術をより高めるだけではなく、
技術と技術を融合させ、新しい価値を創出することこそ、
複雑化する農業の課題解決に必要だと考えます。

クボタは、ユーザーの期待を超える新たな価値を生み出し、
時代をリードする農業の実現に貢献していきます。

時代が求める農業を実現する融合力

農業の課題は、時代とともに変化しています。重労働からの解放、労働力不足の解消、そして環境問題への対応。クボタはその時々に求められる製品・ソリューションを提供し、課題解決に貢献してきました。

その源泉となるのは、技術の融合力。

これまで培ってきた技術はもちろんのこと、多様な企業や教育・研究機関とも連携し、農業の課題解決に必要な技術をすべて集結させる。
こうして、ユーザーの期待に応える新たな価値を生み出してきました。
この技術の融合力が、ロボット技術やICTを活用したスマート農業に重要なものだと私たちは考えます。

これまでスマート農業をリードしてきたクボタの融合力。それを支える3つの要素についてご紹介します。

足元の課題から未来のニーズまで

農業の今と未来を
考え続けて100年

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足元の課題から未来のニーズまで

農業の今と未来を
考え続けて100年

クボタは約100年もの間、農業に向き合い続けてきました。時に農家の悩みに寄り添い、時に農業の未来に思いを馳せ、その課題解決のためにクボタの製品・サービスは生み出されました。それはスマート農業においても同様です。新たな技術の導入や開発と共に、今農家が困っていること、将来的に求められることを考える。それを実現するために既存の技術と先進技術を融合して新しい製品・ソリューションを生み出す。クボタは農家の足元の課題から、将来必要となる課題まで見据えたスマート農業を実現します。

いつの時代も課題に真摯誠実

クボタの農業機械は、いつの時代も農家と社会の課題解決のためにありました。戦後の大干ばつや食糧難で需要が高まった農業用エンジン・ポンプの国産化に始まり、高度経済成長期の労働力不足を解消するための国産トラクタ・田植機・コンバインの開発、そして農家の高齢化や環境問題など現代の問題に対応する農業のスマート化。まず農家や社会全体の課題があり、それを解決するために何が必要かを考えるクボタの姿勢は昔も今も変わりません。

日本の農業機械化を牽引してきた融合力

日本においてトラクタ・コンバイン・田植機が普及し始めた1980年代。クボタは電子制御技術と油圧技術を組み合わせ、熟練者でなくても均一に耕すことができる自動水平制御機能を搭載したトラクタを開発。また、高い牽引力・走破性を誇るクボタ独自の三角形クローラを搭載したパワクロトラクタ、GPSを活用して熟練者でなくても直進をキープできる田植機などを次々と開発し、日本の農業の機械化に貢献してきました。ニーズを細やかに捉えて技術を組み合わせ、新しい価値を生み出すクボタの融合力がスマート農業の可能性を切り拓きます。

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農機、ICT、水、エネルギー

未来の農業に必要なもの
すべてを追い求める

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農機、ICT、水、エネルギー

未来の農業に必要なもの
すべてを追い求める

スマート農業に必要なものはAIやロボット技術などの先進技術だけではありません。ほ場におけるあらゆるデータを取得する仕組み、効率的な生産に必要な水管理、環境に配慮した農作業、農業廃棄物の再利用・再生エネルギー化など、持続可能な社会と農業を実現するために必要なものは、広範囲に渡ります。クボタは長年積み重ねてきた技術と先進技術を融合して、農業が抱える課題の解決、そして持続的な食料生産の実現をめざします。

今なお広がり続ける技術領域

クボタは祖業の鋳物技術を発展させて新しい技術を次々と生み出し、世の中のニーズを捉えてきました。例えば、鋳物技術からはかりを作る技術へと発展させ、産業用はかりから電子化により計量・計測・制御技術を獲得。これらはIoT技術へと進化していきます。このようにクボタは技術を発展させて領域を広げられる力があります。持続可能な農業経営という視点では、水処理や廃棄物循環など、クボタがこれまで培ったさまざまな技術も求められます。幅広い技術を組み合わせて、スマート農業の実現に貢献していきます。

高い技術力を持つパートナーと連携

クボタは外部パートナーとの提携やオープンイノベーションを通じて、スマート農業に必要な技術を積極的に取り入れています。例えば、アメリカのNVIDIAとの戦略的パートナーシップ提携。同社のAIを活用した機械学習モデルが組み込まれたプラットフォームを活用して、農機の無人自動運転を実現しました。また、フランスのスタートアップ企業と連携して、AI画像分析技術を活用したブドウ園向けのソリューションを開発するなど、自社の技術に他社の新しい技術を組み合わせて融合することで、スマート農業に必要な新しい技術を生み出しています。

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多様な発想が交わり生まれる

技術者の挑戦を
実現に導く研究開発

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多様な発想が交わり生まれる

技術者の挑戦を
実現に導く研究開発

さまざまな知識や経験を持つ人たちが議論を重ね、挑戦し続けることでようやく生まれる新しい発想。クボタの研究開発は開発者の挑戦を何よりも大事にしています。部門の壁を越えて自由闊達な議論ができる体制や新しい発想にチャレンジできる文化、それを実現する研究開発拠点や設備がクボタにはあります。

部門を越えてフラットに

設計や開発に携わる従業員約3,000人が一堂に会しているクボタのグローバル技術研究所。さまざまな部門から専門家がここに集められ、製品開発に取り組んでいます。例えば、世界初の無人自動運転を可能にしたアグリロボコンバインの開発では、部門を越えて機械とAIの専門家がひとつのチームを結成。同じ目標に向かってフラットに議論を重ね、AIとコンバインの連携という新しい試みを実現しました。こうした多様な専門家が交流できる工夫やチャレンジングな取り組みを後押しする文化がクボタの研究開発を支えています。

アイデアをカタチにできるグローバル技術研究所

クボタの新しい研究開発拠点であるグローバル技術研究所はグローバル研究開発体制の連携推進および製品開発や先端技術開発の強化を目的に設立されました。各地域の研究開発拠点のハブの役割も担うほか、国内最大級のテストコースや実験ほ場、24時間連続自動運転できる試験装置など、新しい発想を実現できる環境があります。クボタは開発者の新しい発想とその挑戦を積極的にサポートしています。

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スマート農業一貫体系・テクノロジー

スマート農業一貫体系

経営・栽培管理から収穫に至るまで、農作物が生産される過程において、ロボット、AI、IoTなどの先進技術を体系的に活用し、生産性や品質の向上、省力化を実現する。それがスマート農業一貫体系です。クボタは作物に応じたスマート農業一貫体系の構築をめざしています。

テクノロジー

スマート農業一貫体系構築の鍵を握る無人自動運転農機と精密農業システム。そしてこれからの農業に欠かせない環境負荷の低減。これらを実現するために、クボタは幅広い技術を駆使しています。

研究開発体制

クボタは世界6極(日本・米国・欧州・タイ・中国・インド)でのグローバル研究開発体制を構築しています。これらの研究拠点では、外部パートナーも含め相互に連携しながら、社会や地域の課題解決に資する製品・ソリューションの研究開発を推進しています。

またクボタは、足元の事業だけでなく未来の価値創出を見据えた研究開発にも取り組む「三階建て」構造を取り入れています。既存事業の成長を促す「Core Business」、そこに先進技術を融合させて未来の製品・サービスを生み出す「Incubation」、異業種企業や大学・研究機関など外部パートナーとの協業で新規事業の創出に取り組む「Innovation」。足元の製品開発から長期志向の取り組みまでバランスよく資源配分を行うことで、変化に対応できるサステナブルな企業への発展をめざしています。

  • グローバル研究開発体制の図

スマートアグリソリューション

スマート農業を中心として、農業が抱える課題の解決をめざすクボタの「スマートアグリソリューション」をご紹介します。長年培ってきた技術や製品・ソリューションに先端技術を組み合わせ、農業の課題解決と持続可能な食料生産の実現に貢献します。

スマートアグリ関連情報