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デザイン

道具としての用を追い求めて

クボタのイノベーションを五感すべてで感じさせるデザイン

クボタのイノベーションとユーザーの接点となる、あらゆる箇所の造形を担うのがデザインです。クボタらしさを感じさせる視覚的な製品の外観を始め、乗り心地や操作感、居住性など目に見えないフィーリング、そして操作によって得られる高揚感や所有する喜びまで、ユーザーとプロダクトの接点となるあらゆる箇所をデザインし、クボタのイノベーションをユーザーに五感すべてで感じていただく重要な役割を担っています。ただし、いくら高い技術で革新的な製品が生まれたとしても、それにただ先進的なデザインを組み合わせただけの使いにくい道具になってしまっては意味がないと私たちは考えています。イノベーションによって生まれた新しい価値をしっかりとユーザーに体験していただくため、道具として作業に役立つためのあらゆる配慮。それがイノベーションにおけるデザインの役割です。

道具としての機能を
追求すること。
美しさはその結果として
生まれる

クボタデザインの理想。それは使う人や使われる現場のことを考え抜き、作業に必要な機能を追求すること、
それでいて一目でクボタの製品であると感じられることです。
まず、作業のための道具であるクボタの製品に必要なのはお客様に快適に使っていただき、作業の役に立つこと。
私たちは無駄を一つひとつそぎ落とし、道具としての純度を高め、そのポテンシャルを最大限に引き出していきます。
道具としての用を磨き上げつつ、クボタのオリジナリティを追求し続ける。
その果てに生まれる美しさ、それこそがクボタが追い求めるデザインの姿です。

長年連れ添った相棒のような存在をめざして

毎日気持ちよく作業でき、ストレスなく使いやすいこと。農業機械のように、日々長時間使われる道具にとって、それは重要なことだと考えます。初めて触れたときから、まるで長年連れ添った相棒のような道具として、いかに快適に使ってもらえるかという点にデザインの価値を置いています。そのため、クボタのデザイナーは視覚的なデザイン作業だけでなく、設計、エンジニアリング、ソリューション、そしてユーザーエクスペリエンスの創出に至るまで幅広く携わります。洗練され、わくわくするような見た目だけでなく、その利用シーンまで想定することで、お客様の期待を超える価値を生み出すことができるのです。

ユーザーも気づいていない真のニーズ・将来の課題を導き出す

「お客様になりきって考える」これは私たちがデザインするときに常に心掛けていることです。現状の課題解決だけでなく、お客様も気づいていない真のニーズを把握し、顕在化していない将来の課題解決を図ります。そのために、何度も現地に赴いてその空気を感じ、現場の最前線の声を聞き、デザイナー自身がユーザーになりきって考え抜きます。製品化の工程においてお客様一人ひとりに寄り添いながら形作っていくクボタだからこそ、本当の意味で作業や用途に適合した製品をデザイン・開発することができると考えています。

未来を見据えて、今の一歩先をデザインする

まだ見ぬ課題を先駆けて捉え、それを解決しうる製品。それを具現化することがクボタデザインの使命です。今ある課題だけを点で見るのではなく、その延長線上にある5年先10年先の世界・市場・お客様に想いを馳せつつも、直近1~2年で求められる製品やサービスとはどのようなものなのか、というバックキャストの考えでデザインを検討しています。これまでも、これからも、クボタは人と地球が持続的に豊かに存続できるように、未来を見据えて、今より一歩先に求められる製品・サービスのデザインを行っていきます。

プロダクトデザイン

農業機械、建設機械をはじめ、食料・水・環境で事業を展開するクボタの製品は、
デザインセンターと技術部門を中心とした関連部署が連携しながら、各国の現場の声に耳を傾けてデザインを行っています。
各領域のデザイナーがそれぞれの専門性を発揮しながら、クボタとして統一感のある製品デザインを創り上げています。

「国の発展に役立つ商品は、全知全霊を込めて作り出さねば生まれない」「技術的に優れているだけでなく、社会の皆様に役立つものでなければならない」。130年前に生まれたクボタの創業者スピリッツを、今もなお体現し続けるクボタのプロダクトデザイン。ユーザーのニーズも技術も時代とともに移り変わっていきますが、クボタデザインの本質は変わりません。時代を超えて美しく、そして役に立つ製品で在り続けたい。私たちがユーザーに寄り添い、道具としての用を追求し続けるのはそのためです。作業に使われることでその本質を発揮するクボタのプロダクトデザインは、人と接点を持った時、初めて完成するのです。

インタビュー

クボタのデザインはどのようにして生まれるのか。その本質とはどこにあるのか。そして、それを生み出すデザイナーはどのような考えを持っているのか。
研究開発本部デザインセンターのメンバーから、デザインに対しての考えや想いをお伝えします。