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生物多様性の保全

 私たちの企業活動は、土壌、大気、水、動植物などからなる自然資本から提供される様々な生態系サービスに依存しています。一方、生物多様性は、世界各地で様々な危機に瀕しており、SDGs(目標14、15)や、CDB-COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)で採択された愛知目標では、事業者に対し、生物多様性の保全と生態系サービスの持続可能な利用を求めています。
 クボタグループは「生物多様性の保全」をマテリアリティの一つとして捉え、企業活動や製品・サービスの提供、社会貢献活動において、自然資本に与える影響をふまえ、生物多様性の保全や自然環境の保護に配慮するよう努めています。

SDGsの達成に向けた活動

関連するSDGsとターゲット








主な活動内容
  • 生物多様性の保全活動の推進
    - 稚魚放流、サンゴの再生ボランティア、植樹活動、野生鳥獣の保護
    - 事業所構内や周辺の緑化や美化活動
    - 社会貢献活動(クボタeプロジェクト)
  • 排水、排ガス、廃棄物の適切な管理・削減による自然環境の保全 など
活動目標(KPI)

  エコ・ファーストの約束

  • (1)生物多様性の保全のための活動指針を策定し、事業活動に伴う環境負荷や環境リスクを適切に管理するとともに、事業所内の緑化やビオトープの設置を通して、自然環境の保護を推進します。
  • (2)社会貢献活動「クボタeプロジェクト」の耕作放棄地再生支援活動や里山・森林の保全活動などを通して、自然環境の保護を推進します。

生物多様性保全の考え方

 クボタグループは、環境保全の基本5項目の一つとして「生物多様性の保全」を定めています。2009年12月に「クボタグループ環境基本行動指針」へ生物多様性に配慮した企業活動を織り込みました。また、2010年に環境大臣へ提出した「エコ・ファーストの約束」の中でも、生物多様性の保全のための活動を推進することを掲げています。


生物多様性保全の考え方
 クボタグループは、「生物多様性の保全」を環境保全の基本5項目の一つとし、企業活動や製品・サービスの提供、社会貢献活動において、自然資本に与える影響をふまえ、生物多様性の保全や自然環境の保護に配慮するよう努めます。
 
【主な取り組み内容】
1.企業活動
設計開発段階では、製品環境アセスメントを実施し、自然資本に与える影響評価を実施します。
調達段階では、サプライヤーへ「グリーン調達ガイドライン」を提示し、生物多様性への配慮を要請します。
生産・物流段階では、事業所の操業や物資の輸送にともなう環境負荷低減や環境リスク管理に努めます。
環境マネジメントの一環として、従業員への環境教育や意識啓発を実施し、生物多様性の価値と保全活動の重要性に対する認識を深めます。
環境コミュニケーションの一環として、生物多様性保全に関する取り組みなどの情報発信に努めます。
 
2.製品・サービスの提供
低燃費や排出ガスのクリーン化など、環境負荷の少ない製品・サービスの提供により、生物多様性への影響低減に努めます。
汚水処理や廃棄物処理などの水環境ソリューションの提供により、動植物の生息・生育環境の改善に貢献します。
スマート農業や環境に配慮した都市基盤整備などに寄与する製品・サービスの提供により、生態系サービスの持続可能な利用に貢献します。
 
3.社会貢献活動
社会貢献活動「クボタeプロジェクト」の耕作放棄地再生支援活動や里山・森林の保全活動などを通して、自然環境の保護を推進します。
事業所構内や周辺の美化・緑化や地域の動植物保護を推進します。

生物多様性との関わり

生物多様性保全の活動事例

1. 里山林整備における農業用トラクタの活用検証プロジェクト支援

 耕作放棄地の増加や里山林の利活用の減少により、西日本の里山地域を中心に、放置竹林が拡大しています。放置竹林は土地の有効利用を妨げるだけでなく、イノシシなどの野生鳥獣が住み着くことで、畑の踏み荒らしや苗木・農作物の食い荒らしなどの被害をもたらします。
 クボタは、「岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム」が取り組む「農業用トラクタの林業分野での活用検証プロジェクト」への支援として、2018年に本コンソーシアムへ農業用トラクタを寄贈しました。寄贈したトラクタは、現在、岐阜県美濃加茂市へ貸与され、里山林整備事業地での竹材・木材搬出作業の有効性検証に使用されています。
 2018年度には3回の検討会が開催され、これまで林業用重機の使用が困難であった地形において、効率的な竹材の搬出に一定の成果が得られました。一方、林内作業道での走行性や、木材搬出作業の効率化などの課題が明らかになりました。
 本プロジェクトを通じて、農業用トラクタを活用した住民参画型の里山林整備が促進されることを期待しています。

[トラクタの活用検討事例]
斜面からの竹材の搬出作業   狭い林内での木材の搬出作業

事業所での取り組み

1. Kverneland Group Soest GmbH 工場敷地内にインセクトホテル(虫の巣箱)を設置

 Kverneland Group Soest GmbH(ドイツ)では、工場敷地内に草花の植え付けとインセクトホテル(虫の巣箱)の設置を行いました。
 Soest工場では、毎年6月の環境月間に、植樹活動や自転車通勤の呼びかけなど、様々な啓発活動を実施しています。近年、気候変動による影響で昆虫やミツバチの個体数減少が報告されていることを受け、2018年は生態系保全の活動に着目しました。工場敷地内に周辺地域で生育する野生の花を植え付け、昆虫やミツバチが住処とできるように木・松かさ・竹などの廃材を利用したインセクトホテルを設置しました。春には気候が暖かくなり、昆虫の活動が盛んになります。従業員は昆虫がインセクトホテルを利用することを楽しみにしています。
 今後も、Soest工場では、環境月間での活動を通じて、従業員の環境保全の意識向上に努めていきます。


 斜面からの竹林の搬出作業  

2. Kverneland Group Manufacturing Lipetsk 緑地公園での清掃・植樹活動の実施

 Kverneland Group Manufacturing Lipetsk(ロシア)では、2018年6月の環境月間の活動の一環として、工場近隣の緑地公園において、ゴミの清掃と植樹活動を実施しました。この緑地公園は、訪れた人が捨てたペットボトルなどの生活ゴミが放置されているなど、適切に整備されておらず、池や周辺の生物の生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されていました。
 そこで、従業員とその家族9名で池の周辺を中心に緑地公園全体に投棄されていたゴミを清掃しました。その後、緑地公園に約20本の苗木を植えました。今後も清掃活動を継続しながら、苗木の生育を見守っていきます。
 Lipetsk工場では、そのほかにも周辺地域の清掃活動を実施しており、地域と密着した環境保全活動に取り組んでいます。


清掃活動の様子

事業所構内での緑化の推進

筑波工場 構内緑化
多様な樹木を植樹し、工場敷地内に森を作っています。
みどりの森
クボタエンジンアメリカ 構内緑化
チェリーやりんごなどを植樹し、バード・フィーダーを設置しています。
構内緑化
枚方製造所 屋上緑化
地域の景観向上に貢献するよう、屋上に緑地を設けています。建物の省エネルギーにも効果を発揮しています。
屋上緑化
本社 屋上庭園
コミュニケーションスペースの一部に緑地を設け、市街地で虫や鳥などの生き物の住処や中継地となっています。
菜園ボックス
堺製造所 壁面緑化
堺製造所北側道路面の塀を工場側にセットバックし 植栽・壁面緑化を行っています。
堺製造所
P.T. クボタインドネシア 構内緑化
環境への貢献と構内の景観向上のため、植樹や花壇づくりを行っています。
構内緑地
クボタプレシジョンマシナリー(タイランド) 構内緑化
役員も含め従業員が参加して、工場敷地内の緑化活動に取り組んでいます。
構内緑地
クバンランドグループ UK Ltd 構内緑化
敷地内のスペースに果樹を植え、従業員が休憩時間に自然を楽しむことのできる空間にしています。
構内緑地
クボタアグリカルチャルマシナリーインド 構内緑化
工場敷地内のスペースに植樹し、緑化活動に取り組んでいます。
構内緑地

関連情報

クボタグループの製品・サービス、そして社会に対する使命・役割を様々なメディアでご紹介いたします。

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KUBOTA REPORT 2017

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