次のリンクより、本文、本ページのローカルメニュー、このサイトの共通メニューに移動します。

第48期 ユビキタス・コンピューティングを東京大学で学ぼう!

~紙の電子回路で、新しい農業が芽生える~

テーマ ユビキタス・コンピューティングを東京大学で学ぼう!
~紙の電子回路で、新しい農業が芽生える~
実施日 2015年8月2日(日)
講師 川原圭博氏(東京大学大学院情報理工学系研究科准教授)
実施場所 東京大学駒場Iキャンパス「21KOMCEE」
参加者 58人
主催 朝日新聞社
共催 東京大学教養学部附属教養教育高度化機構
協賛 株式会社クボタ

内容

2015年のテーマは「ユビキタス・コンピューティング」。情報ネットワークを専門とし、自らベンチャー企業も立ち上げ、その実用化にも取り組んでいる東京大学大学院情報理工学系研究科・川原圭博准教授を講師にお迎えしました。当日は宮城県や広島県から参加した高校生を含む、58名の熱心な参加者が集まりました。

会場となった東京大学駒場Ⅰキャンパス「21KOMCEE」は、アクティブ・ラーニングの推進を目的に作られた教室です。第一部では川原先生から「『モノのインターネット』を使った世界の測り方」について講義が行われました。私たちの生活では既にたくさんのセンサが使われていること、それがもっと安価で大量に使われると世界が劇的に変わることを学びました。

その後は、特殊な銀インクを使って簡単に作成できる、電子回路作りのワークショップに取り組みました。

第二部ではトレーニングアシスタントとして参加した大学院生も加わって、グループワークによるアクティブ・ラーニングを行いました。未来はどんな世界になっていて、どんな課題があるかを予想し、センサ技術でどう解決できるかをディスカッションしました。最後はグループごとに意見を発表。自由なアイデアが活発に飛び交いました。

参加した高校生は、東京大学で初めて顔を合わせる仲間たちとともに有意義な学びの場を過ごしました。