株式会社クボタ
東日本大震災 支援・復興対策本部事務局
東日本大震災復興支援の主な取り組みについて
2012年度(2012年4月~2013年3月)の記録
:クボタの特色を活かした支援
区 分 | 支援内容 | ||||||
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教材提供 (トラクタの寄贈) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高等学校を今後も支援していきます。(1)】
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特別授業 (鉄コーティング直播栽培の技術習得) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高等学校を今後も支援していきます。(2)-1】
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特別授業 (鉄コーティング直播栽培の実践) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高等学校を今後も支援していきます。(2)-2】
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教材提供 (製粉機の寄贈) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高等学校を今後も支援していきます。(3)】
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ボランティア活動 |
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ボランティア活動 |
※堺研修生とは、入社後1年間全寮制の研修所で、技能・知識・社会人としてのマナーを修得する生産スタッフの新入社員
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仮設住宅支援 (耕うん機・階段・管理ハウス寄贈) |
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区 分 | 支援内容 | |||||||||
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農業支援 |
【農地再生に向けて~陸前高田市で麦の収穫を支援】
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ボランティア活動 |
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子ども支援 |
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仮設住宅支援 (農地整備・耕うん機寄贈) |
【仮設住宅居住者向けコミュニティ農園開園のお手伝い】 耕作放棄地再生・土木作業等による農地整備の支援、耕うん機・倉庫・種子等の提供により仮設住宅居住者にご活用頂くコミュニティ農園を各地に整備し、仮設住宅での引きこもり・孤立化の防止に貢献しています。
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雇用支援 |
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区 分 | 支援内容 | |||
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特別授業 (鉄コーティング直播米の収穫実習) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(4)-1】 1.鉄コーティング直播米の収穫4月の基礎教育とコーティング、5月の直播実習など「鉄コーティング直播特別教育」の集大成として平成24年10月9日~11日に待望の稲刈り実習を行いました。黄金色に実った稲穂に笑顔が弾けました。新たに学んだ鉄コーティング直播の技術を使って被災農家の再開応援をしていた生徒達のコンバイン操作を見て集まった農家の皆さんは元気をもらっていました。
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特別授業 (収穫米が「特別優秀賞」を受賞) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(4)-2】 2.みんなで育てたお米が「全国農業高校 お米甲子園」で特別優秀賞を受賞宮城県農業高校で春から取り組んできた鉄コーティング直播実習の収穫米が「米・食味分析鑑定コンクール国際大会 全国農業高校お米甲子園」において見事『特別優秀賞』を受賞しました。食味・味度など高い評価をもらい、来年は『金賞』を狙いたいと生徒は意気込んでいました。鉄コーティング直播の普及にとっても栄誉な結果となりました。
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特別授業 (インターンシップ教育) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(6)】 3.インターンシップ教育の実施平成24年11月12日、13日の両日クボタアグリサービス(株)仙台事務所でインターンシップ教育を実施しました。農業機械科の生徒らは大型のコンバインやトラクタの運転に興奮。「販売技術コンテスト、サービス技術コンテスト東北大会」に参加して第一線でお客様と接する社員の熱いトークや確かな整備技術を目の当たりにし臨場感を体感しました。また色々な役割に支えられて仕事が成り立つ企業の実態など教室では教わらない貴重な学習機会となりました。
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教材の提供 (製粉機を使って米粉パンづくり) |
【地元農業の牽引役である宮城県農業高校を支援しています(5)】 1.米粉を使った宮農パンがコンビニの店頭に食品化学科の実習に役立ててもらおうと6月に寄贈した製粉機を使って米粉を作り、それを材料にしたご当地食品の企画・開発に取り組んだ「宮農パン」が大手コンビニの店頭に並びました。1ヶ月間に亘る宮城県限定販売でしたが、生徒のアイデアが商品化されて売り出される感激とともに復興に向けての確かな自信となりました。
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仮設住宅支援 (農園の整備、耕うん機寄贈) |
【仮設住宅居住者向けのコミュニティー農園開園のお手伝い】 1.福島県郡山市富田おだがいさまファームで収穫祭平成24年8月末に開園した「おだがいさまファーム」では、白菜や大根などの収穫期を迎えて11月28日に収穫祭が開かれ、芋煮が振舞われました。普段は無口なお父さん達も話題の輪に入って楽しんでいました。土いじりして育てる楽しみ、集まって大いにおしゃべりする喜びを畑隊のメンバーで共有し、来春の畑作業を待ちかねている様子でした。
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2.福島県本宮市高木応急仮設住宅「高木・みんなの原っぱ農園」沿岸部の浪江町から中通りの本宮市に避難している住民が長引く仮設住宅での引きこもりや孤立化の問題を解決し、みんながやり甲斐を持ち、集い語らう喜びを共有しようとミニ農園づくりに取り組んでいます。ご高齢の方も多く、少しでも農作業を軽減し、楽しく土いじりをしてもらおうと平成24年12月6日にミニ耕うん機を寄贈しました。
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被災地応援 |
1.クボタe-プロジェクト科学環境アカデミー2012平成24年11月10日 被災地の宮城県石巻市にて「科学・環境アカデミー」(主催:朝日新聞社・朝日カルチャーセンター、協賛:(株)クボタ)を開催しました。地元の養殖漁業家の畠山重篤氏が『海と森』の密接な関係と魅力を熱く語るとともに宮城県水産高校の生徒からは復興に向けての活動内容発表がありました。畠山氏と仙台大学教授で元朝日新聞論説委員の高成田亨氏の軽妙なトークセッションもあり、楽しい中にも復興へ思いを新たにするイベントになりました。
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区 分 | 支援内容 | |||
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若者支援 |
【クボタエンジンを使って宮城県気仙沼向洋高校で整備実習が行われました】 昨年寄贈したクボタエンジンを使った原動機整備実習が、2月19日宮城県気仙沼向洋高校の仮設教室で実施されました。この実習は、宮城県が取り組んでいる人材育成事業「みやぎクラフトマン21」の一環として行われ、市内の企業で活躍している同校OBが講師として招かれました。講師の指示・指導に従ってエンジンを分解・再組立後にエンジンが始動した際には笑顔とともに大きな歓声があがりました。OBはじめ地元の皆さんによる同校を支える輪が拡がっています。
*みやぎクラフトマン21とは、「地域の人材を地域で育てる」ため、学校と企業が連携して技術指導やインターンシップ教育などを行う人材育成の取り組みです。 |
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仮設住宅支援 (コミュニティー農園用耕うん機の寄贈) |
【福島県 いわき市社会福祉協議会に農園作業用耕うん機を寄贈】 いわき市内には原発事故の影響により沿岸部にある双葉郡8町村の住民が多数避難してます。長引く仮設住宅生活の中で引きこもり等の防止・解消、地元いわき市民との交流が課題となっています。「コミュニティー農園」での作業を通じてふれあい、憩いの場にしてもらおうと2月20日耕うん機6台、園芸用シュレッダー1台を社会福祉法人いわき市社会福祉協議会に寄贈しました。協議会を通じて大熊町、双葉町、楢葉町などからの避難住民に貸し出されます。
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【本宮市高木応急仮設住宅 みんなの原っぱ農園で春の植え付け準備】 福島県浪江町の住民が避難している本宮市の高木応急仮設住宅では、長い冬を終えていよいよ春の野菜作付け準備に入りました。「みんなの原っぱ農園」では参加者も増え、仮設住宅敷地内の農園を9面に拡張しました。施肥、耕うん作業ではクボタのトラクタも活躍しました。
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