ティラワ水環境技術マネジメント講座

- 水・環境分野での活動
ミャンマーの水・環境インフラにおける中核技術者の育成を支援しています
ミャンマーのさらなる発展のためには、水・環境インフラの基盤整備は欠かすことができない取り組みです。クボタは、その重要な役割を担う中核技術者を育成するための講座を開講し、ミャンマーにおける持続可能な水・環境インフラの構築に貢献しています。
ミャンマーの最大都市ヤンゴン近郊にあるティラワ経済特区は、日本政府の対ミャンマー支援の一環として建設された、未来のミャンマーのあるべき姿を象徴する都市です。クボタはこの地で、水・環境関連技術の中核技術者の育成を目的とした「ティラワ水環境技術マネジメント講座」を開講し、講座プログラムの立案と講師の派遣を行っています。
1953年の農業機械の輸出に端を発するミャンマーとクボタの深い交流は、今日まで連綿と続いており、水・環境分野ではティラワ経済特区に上下水道設備を納入するなど、クボタの強みである上水から下水までの幅広いソリューションを生かした水道整備に貢献してきました。
しかし、安全できれいな水の供給という点では十分なインフラが整備されているとは言えず、ミャンマーのさらなる社会・経済発展のためにも、持続可能な水・環境インフラの構築が必要不可欠です。本講座は、その中心を担う人材育成を目的とした活動であり、行政機関、大学院、民間企業の技術者を対象に2017年から2018年の間に計6回の講座を開催。創業からクボタが積み重ねてきた水・環境分野の技術と経験を基にした講座では、上下水道、産業排水処理、破棄物処理についてのプログラムが用意され、約600名が受講されました。
クボタはこれからも、水・環境事業で培った幅広い技術と経験を活かし、ミャンマーに住む人々の命と生活を支える持続可能な水・環境インフラの整備に貢献していきます。