職業訓練校の教師の研修を実施

- 次世代教育
未来の技術者を育成するため、職業訓練校の教師のトレーニングを行っています
インドネシアの持続的な成長には、若者の失業率改善が欠かせません。P.T. Kubota Indonesiaは、技術者を育成する職業訓練校の教師向けのトレーニングを実施し、未来の技術者の育成に貢献しています。
新興国として注目を集めるインドネシア。今後、産業高度化や労働生産性の向上を実現するには、製造業の規模拡大や就労者の増加とともに、若者の失業率改善が必要と見られています。中でも職業訓練校の卒業生の失業率改善は喫緊の課題となっており、インドネシア政府は商工会議所と連携して職業訓練教育の質の改善に取り組んでいます。
インドネシアで小型ディーゼルエンジンの製造・販売を手掛けるP.T. Kubota Indonesia(以下PTKI社)は、2017年に23の職業訓練校と契約を結び、クボタのディーゼルエンジンに関わる研修を通常年に2回行っています。
この研修では、さまざまなクボタ製エンジンを紹介するとともに、分解、組立、整備、メンテナンス等のトレーニングが行われ、受講者はディーゼルエンジンの正しい扱い方を学びます。近年では、2021年に東ジャワ州マディウン市の職業訓練校にエンジンとメンテナンス用の特殊工具を寄贈し、エンジンの分解や組立、メンテナンス等の講義を行いました。
教師がディーゼルエンジンに関する知識を深めることは、より多くの未来の技術者を育成することにもつながります。PTKI社は、今後も技術者の育成とインドネシアの経済成長に貢献していきます。