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災害復興支援

  • 復興支援

タイ国内で発生した自然災害の被災者に支援を行っています

気候の特性上、洪水が頻発するタイ。特に2011年~2012年にかけて発生した大洪水は、タイ国内に大きな爪痕を残しました。Siam Kubota CorporationとSiam Kubota Leasingは、自然災害発生時に被災者が少しでも安心して過ごせるように、また1日でも早く復旧作業が進むように、被災者や政府へさまざまな形で支援を行っています。

熱帯性気候に分類されるタイでは、自然災害の中でも洪水が非常に高い頻度で発生します。同国では5月から10月にかけて雨季が訪れ、特に8月から10月はタイ北部や中部での降雨量が増加するため、大雨による洪水がたびたび引き起こされています。

タイで事業を営むSiam Kubota Corporation Co., Ltd.(以下SKC社)は、タイや近隣諸国で災害が起こった際には被災者ができるだけ早く元の生活を取り戻せるよう、さまざまな支援活動を行っています。

2011年7月に発生した大洪水は、タイ国内で講じられてきた洪水対策のキャパシティを大きく超え、タイ北部~中央部、首都バンコク周辺を巻き込みました。この大洪水は2012年1月まで続き、800人以上の犠牲者が出るなど、タイ国内に甚大な被害をもたらしました。

この大洪水の際、SKC社は被災者へ、住民の搬送に用いるトラクタとガソリン、防災袋を寄付。同年10月にはタイ政府による排水活動を支援するため、政府へディーゼルエンジンとポンプのセット100組、ガソリンエンジンとポンプのセット150組(計550万バーツ)を寄付しました。洪水が引いた後も製品の修理やサポートサービスを提供するなど、継続的に被災者への支援を実施しています。

また、同社は2011年の大洪水の際のみならず、タイ国内や近隣国で発生した洪水の被災地に、状況に応じた数の防災袋を寄付しています。2020年に合計7,900セット、2021年には合計9,700セットの防災袋を、ディーラーを通じて被災者に届けました。そのほか、洪水被災者を支援するための大規模な清掃活動も行いました。

2022年にはタイの洪水被災者に6,900セット、カンボジアの被災者に400セットの救命バッグ(計187.5万バーツ)を寄付。また洪水被災者以外にも、タイ王国軍およびタイ国家防災・減災局(Department of Disaster Prevention and Mitigation)と協力し、主にタイ北部や東北部の高齢者や低所得者層、冷え込みの影響を受けた人などの恵まれない人たちに、12,000枚(計326.4万バーツ)のジャケットを寄贈しました。

なお、SKC社の子会社であるSiam Kubota Leasing Co., Ltd. (SKL)は、ISO26000(国際標準化機構が発行した、組織の社会的責任に関する国際規格)に基づいて社会貢献活動を行っており、自然災害に遭った地域に対して都度支援を行っています。2019年9月にタイの北東部で発生した洪水では、被災地に食料、飲料水、薬などの生活用品を寄付したほか、2021年には5つの地域の洪水被災者に防災袋を届けました。SKC社とSKL社は、今後も毎年継続的に自然災害の被災者への支援活動を行っていきます。