ラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」

- スポーツ振興
地域社会にとって存在意義のあるチームをめざし、ラグビーを通じたさまざまな社会貢献活動を行っています
株式会社クボタは、1990年から企業スポーツとしてラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」を運営・支援しています。
日本ラグビーの最高峰、ジャパンラグビーリーグワンに所属するクボタスピアーズ船橋・東京ベイは、ホストエリアのひとつである東京都江戸川区を中心に、さまざまな地域においてSDGsに結びつく社会貢献活動を行っています。「『Proud Billboard』~強く、愛されるチームをめざし、ステークホルダーの誇りの広告塔となる~」というチームビジョンを掲げ、試合での勝利とともに、社会貢献活動によって地域社会・地域住民の皆さまにとって価値のある存在となることをめざしています。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイの社会貢献活動は、2020年に連携協定を結んだ東京都江戸川区や、ホームグランドが所在する千葉県船橋市を中心に、クボタ本社のある関西圏を含めさまざまな地域で行われています。クボタの中でも一般市民の方々に近しい存在であるクボタスピアーズ船橋・東京ベイが、試合会場をはじめとする様々な場でSDGsに関連する活動に積極的に取り組むことで、市民の方々にもSDGsを少しでも身近に感じていただくことができたらと考えています。
以下の活動を一例に、クボタスピアーズ船橋・東京ベイは多岐にわたる社会貢献活動に取り組んでいます。
たんぼラグビー
たんぼラグビーは、その名の通り田植え前のたんぼで地域住民の方々とラグビーを楽しむイベントです。台風で大きな被害を受けた京都府福知山市のラグビーファンと地元農家が、地域を元気づける活動として2015年に第一回目を開催し、いまでは全国各地で実施しています。
クボタの事業領域である「食料・水・環境」分野ともつながりがあることから、クボタスピアーズは継続して全国各地のたんぼラグビーに参加し、ラグビーの普及と地域活性化に貢献しています。
タグラグビー教室
クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、ラグビーの普及とスポーツ振興を目的に、 ホストエリアを中心に各地でタグラグビー教室を実施しています。
小学校での体育の授業でも活用されているタグラグビーを、現役選手やスタッフの指導の下で体験してもらうことで、ラグビーの魅力や体を動かすことの楽しさだけでなく、協力してボールを運ぶチームプレーの大切さなどに気付くきっかけとなることをめざしています。
2024年度は、合計57校68回約4,500名の生徒に指導を行いました。クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、これからもタグラグビーを通じたラグビーの普及や子どもたちの健全育成に貢献していきます。
※タグラグビーとは危険性の高いタックルの代わりに腰に巻いたタグを取るラグビーで年齢や性別、経験に関わらず楽しめるスポーツです。
特別支援学校でのタグラグビー教室
SDGsのテーマ『誰一人取り残さない』の理念のもと、スポーツを通じて多様な個性を持つ生徒の健全な育成と自立・成長への支援につなげることを目的に、障がい者雇用を推進するクボタ特例子会社「クボタインクルージョンワークス株式会社」と協働し、大阪府の特別支援学校にて毎年タグラグビー教室を実施しています。
毎年、現役選手とOBが講師として参加し、ルールや体の動かし方を直接指導しています。講師は習熟度で分けられた各チームに応じて生徒目線で簡潔に伝えることを心がけ、段階的にルールや動きの理解が進むように教室を展開しています。
今後も特別支援学校でのタグラグビー教室の実施を通じて、ラグビーの楽しさを伝えながら、あらゆる青少年の健全な育成に貢献していきます。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイはこれからも地域社会に貢献し、ステークホルダーの皆さまに愛されるチームになるために尽力していきます。