小学生に向けた環境教育支援

- 次世代教育
インドネシアの小学生とその家庭にLEDランプを寄贈しています
温室効果ガス排出などの環境問題を抱えるインドネシアにおいて、次世代への環境教育は社会的に重要な取り組みのひとつです。P.T. Kubota Indonesiaは子どもたちに環境の大切さを知ってもらうため、小学校や小学生の家庭にLEDランプを提供しています。
さまざまな環境問題を抱えるインドネシアですが、その中でも温室効果ガスの排出状況は喫緊の課題となっています。同国政府は2010年、インドネシアが世界第3の温室効果ガス排出国であることを認め、削減目標を国際的に表明するなど、国を挙げて温室効果ガス削減に取り組んでいます。
このインドネシアにおいて、環境に配慮した事業活動および企業活動を続けるP.T. Kubota Indonesia(以下P.T.クボタ社)は、次世代を担う子どもたちに環境負荷を軽減することの大切さを知ってもらうために、地元の小学校や小学生の家庭に低消費電力のLEDランプを寄贈しました。2016年にこの取り組みを始めたP.T.クボタ社は、2019年まで毎年100個以上のLEDランプを寄贈。最も多い年には、500個のLEDランプが子どもたちの元に贈られました。
また、インドネシアの環境問題は温室効果ガス排出だけでなく、汚水および産業排水による河川・地下水の水質汚濁、深刻化する廃棄物処理問題が挙げられます。P.T.クボタ社は地元の小学校に対し、LEDランプのほかに雨水を貯める貯水タンクや、廃棄物のリサイクル施設を提供し、雨水などの資源の活用、リサイクルの大切さを子どもたちが知り、環境への意識を高める機会を提供しています。
子どもたちが地球環境についてより積極的に学習し、環境を大切にしてくれるよう、今後もさまざまな取り組みを行っていきます。