アエタ族への農業支援

- 食料分野での活動
トラクタ寄贈などの農業支援を通じて食料不足解決に取り組んでいます
世界には今も食料不足に苦しむ人々が存在し、フィリピンの先住民族であるアエタ族もそのひとつです。Kubota Philippinesはアエタ族の人々に農業機械を寄贈し、その操作方法を支援することで、地域社会が抱える食料課題の解決に取り組んでいます。
Kubota Philippines, Inc.(以下KPI社)は、事業活動を通じてフィリピンの農業生産性と食料自給率の向上に貢献しています。クボタ製の農業機械はフィリピン国内にも広く普及しており、そのことからもKPI社の事業は地域社会と共に発展してきたと言えます。
KPI社では企業の社会的責任の観点から、2016年に地域社会へのコミュニティ・アウトリーチ・プログラムを開始。孤児院への訪問をはじめ、さまざまな活動を行っており、フィリピンの先住民族であるアエタ族の農業支援もその活動のひとつです。
アエタ族は主に農業で生計を立てていましたが、1991年に起きた火山の大噴火が原因で彼らが住む地域では土壌の劣化が進み、それ以降、食料不足が深刻になっています。2019年10月、KPI社はアエタ族の農業経営を支援するため、RK80エンジンを搭載したクボタ製のハンドトラクタを寄贈。さらに、彼らの状況を深く理解し、今後どのような支援ができるかを模索するために、食事会を開催しました。
食料不足を解消するための農業支援はもちろん、問題の大小にかかわらず、KPI社は今後も積極的に支援を行っていきます。これらの活動を通じて、地域に愛される企業として地域社会の持続可能な発展に尽力いたします。