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安全・健康対策

 お客様満足のためには、従業員満足が欠かせません。従業員が、安全に安心して働けることはもちろんのこと、誇りや喜びを実感しながら働ける、働きやすさと働きがいのある職場づくりを進めています。
 海外についても、世界共通の行動規範である「クボタグループ 行動憲章・行動基準」をベースに、各国・各地域の状況もふまえながら、海外拠点への監査やヒアリングを実施し、グループ全体の従業員関連施策の底上げを図っています。


安全に働ける職場づくりを推進

 安全に、安心して働くことのできる職場を構築するために、2013年4月制定の「クボタグループ 安全衛生基本理念」で掲げた理念に基づき、事業に関わるすべての人が「安全最優先」で行動することを徹底しています。
 さらに2014年9月に「安全最優先」の具体的な3つの指示事項が社長から示達されています。
 「設備の本質安全化推進」「作業の安全化推進」「安全を支える人材育成の強化」「健康的な職場環境の維持向上」を取り組みの柱とする中期計画(2018年度~2022年度)を立て、目標である「A種災害ゼロ」の達成をめざして各種の対策を推進しています。

  • 「 A種災害」とは、機械装置による挟まれ・巻き込まれなど重大災害につながる可能性のある、以下の10種類の要因による災害。
    ①高熱物との接触等、②重量物との接触等、③機械装置による挟まれ・巻き込まれ、④高所からの墜落・転落、⑤フォークリフト・車両との接触等、⑥農機・建機等の製品による転倒・接触、⑦感電、⑧飛来・落下、⑨有害物質による急性中毒、⑩爆発・火災

クボタグループ 安全衛生基本理念

『クボタグループには人命を犠牲にしてまでも、遂行しなければならない業務は存在しない。』
それを実現するために、事業にかかわる全ての人が「安全最優先」で行動することを基本理念とする。


安全最優先
  • 一、クボタグループの事業にかかわる全ての人は、災害から自分の身を守るために、決められたルールを遵守し、「安全最優先」で行動すること。
  • 一、経営幹部は、「安全最優先」を肝に銘じて事業運営に当たり、最前線としての現場を重視し、現場に耳を傾け、「現場は自分を映す鏡」であることを心に刻むこと。
  • 一、職制の皆さんは、重篤災害に繋がるリスクを見逃さず抽出し、その対応に真摯に向き合うとともに、本音で安全が語れる職場風土づくりと、安全を支える人材育成に取り組むこと。

クボタグループの中期計画(2018年度~2022年度)の目標と主な取り組み項目

 2022年度を最終年度として目標を定め、主に以下の項目に取り組んでいます。


目標:A種災害ゼロ

<主な取り組み事項>

  1. 設備の本質安全化推進
    1. 「機械のリスクアセスメント」を全ての新設設備について運用する。
    2. 既存設備について、「設備本質安全化ガイドライン」で 定めた目標レベルへの対策を完了する。
    3. 設備異常そのものの再発防止に取り組む。
  2. 作業の安全化推進
    1. 「作業のリスクアセスメント」の見直しを行い、その結果に基づいて「危険の内容」と「危険回避の手順」が記載された「作業標準書」を整備する。
  3. 安全を支える人材育成の強化(クボタ安全人間づくり)
    1. 全従業員が「安全人間基本ガイドライン」にある「1日の基本サイクル」を、習慣として実行できるようにするための活動を推進する。
  4. 健康的な職場環境の維持向上
    1. 粉じんモデル職場で改善実績を蓄積し、他事業所・他職場への水平展開を行う。

安全人間基本ガイドライン

安全人間基本ガイドライン

中期計画(2018年度~2022年度)の達成に向けた2018年度の取り組み状況

 中期計画の達成に向け、2018年度は下記取り組みを実施しました。

  1. 既存設備の「レベルⅡ」と新規設備の「レベルⅢ」の達成〔国内グループ8社、海外グループ16社〕
    設備をレベルⅠ~Ⅳの安全度に区分した「設備本質安全化ガイドライン」に基づき、レベルⅡに達していない既存設備については、全てレベルⅡにする実行計画(5ヵ年)を立案し達成に向けた活動を開始しました。新規設備については、2017年度に改訂した「機械のリスクアセスメント」により、導入時からレベルⅢとなるような運用を開始しました。
  2. 設備異常そのものの再発防止取り組み〔国内グループ全体〕
    発生した設備の異常に対し、設備を「止める」ことが当然のこととして実行できる文化を構築し、その上で、異常の「見える化」による再発防止を進め、異常時に設備を止めないことによる災害の撲滅を図る活動を開始しました。
  3. 作業のリスクアセスメント活動の推進〔国内グループ全体〕
    A種災害につながるリスクに重点を置いた作業のリスクアセスメント活動の推進により、設備対策を進めるとともに、残留リスクによる災害の未然防止のため、「危険の内容=手順遵守の理由」と「危険回避の手順」が記載された作業標準書の整備を進めました。また、製造現場で実作業を見ながら外部コンサルタントからリスク抽出のポイントについて指導を受ける指導会を開催し、A種災害につながるリスク抽出力の向上を図りました。
  4. 「安全人間基本ガイドライン」の定着に向けた取り組み〔国内グループ全体〕
    全従業員が『常に「安全人間基本ガイドライン」を守る』ということが習慣となり、この習慣が組織風土となることの実現に向け、社内報への経営層メッセージの連載による啓発活動を行いました。
  5. 「安全作業の教え方」による教育〔国内グループ全体〕
    階層別教育の中で、作業の具体的な教え方と習熟度の確認・評価の方法を明記した「安全作業の教え方」によって、作業者が担当業務について理解しやすい指導が受けられ、危険の回避方法や、その方法を守らなければならない理由を理解した上で安全に作業ができるよう、教育を行いました。
  6. 健康的な職場環境の維持向上〔国内グループ全体〕
    粉じん低減対策のモデル職場を選定し、堆積粉じんの発生源調査を行うとともに、低減対策を実施しました。
    モデル職場での改善実績を蓄積し、他事業所・他職場への水平展開を行っていきます。

2019年度のクボタグループ安全衛生目標

 2019年度の目標については下記と明確に定め、全社を挙げて安全な職場づくりを推進しています。


目標:A種災害ゼロ

「A種災害」とは


〔重点実施事項〕

事業所・工場部門
  1. 設備の本質安全化
  2. 作業の安全化
  3. 安全人間づくり
  4. 衛生管理の推進
  5. クボタグループ安全衛生マネジメントシステムの運用
  6. 海外生産子会社への対応

建設工事部門
  1. 安全人間づくり
  2. 作業の安全化
  3. 設備の本質安全化
  4. 衛生管理の推進
  5. 環境管理の推進

安全・環境・品質に関する啓発


 10月には中国地区のグループ会社を対象とした「中国地区 安全衛生・環境管理担当責任者会議」を環境管理部と共催しました。日本から、マザー工場である堺製造所や枚方製造所、筑波工場の安全衛生・環境管理担当責任者も加わり、方針の伝達や課題共有等、各社の幹部が集まって議論しました。
 11月には「安全・環境・品質フォーラム」を開催しました。トヨタ自動車株式会社の安全衛生推進部担当部長を経験された後、「安全と人づくりサポート」を立ち上げられた古澤登氏による『「安全・環境・品質は、企業活動の根幹」であり、マネジメントそのもの』と題した講演を聴講しました。「安全を切り口として改善を続けることで、やりにくい作業がやりやすくなり、品質も向上する」「生産ラインもシンプルなものとなり、環境面ではエネルギー使用量の低減にもつながる」「改善をやり続ける人と職場づくりが重要である」ことを学びました。


安全・環境・品質フォーラム(2018年11月20日)

休業災害度数率/強度率



休業災害度数率(クボタ単体)

休業災害度数率(クボタ単体)

強度率(クボタ単体)

強度率(クボタ単体)

2018年度の安全衛生教育の実施状況

新入社員(雇入れ時教育)をはじめ、各階層に安全衛生教育を実施。


製造部門

教育名称 実施回数 延べ人数
新入社員教育 6 305
初級(若手社員向け) 6 155
準中級(中堅社員向け) 2 45
中級(職場リーダー向け) 2 40
新任作業長研修 4 70
新任職長研修 1 10
職長等の教育
(作業長または班長)
2 40

製造部門以外

教育名称 実施回数 延べ人数
新入社員教育 2 145
安全管理者選任時教育 2 20
キャリア採用者
雇入れ時安全衛生教育
12 120
設備安全教育 12 200
管理職昇級者研修 1 130
新任役職課長研修 4 60
新任役職部長研修 1 20
役員対象教育 1 28
  • 「役員対象教育」以外の「延べ人数」は、5を単位として数字を丸めています。

労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001)認証取得拠点

 従業員の安全を確保し、安心して仕事に集中できる職場を提供するため、下記事業所でOHSAS18001の認証を取得するとともに、その他の拠点においてもリスクアセスメントを中心とする労働安全衛生マネジメントシステムを構築しています。


日本国内

筑波工場 2000年12月
認証取得
京葉工場 2002年12月
認証取得
2018年11月にISO45001認証に移行
市川工場 2002年12月
認証取得
2018年11月にISO45001認証に移行
阪神工場(武庫川) 2003年11月
認証取得
阪神工場(尼崎) 2005年4月
認証取得
枚方製造所 2007年6月
認証取得

海外

Kubota Materials Canada Corporation 2012年8月
認証取得
SIAM KUBOTA Corporation Co., Ltd. 2014年1~2月
認証取得
Kubota Baumaschinen GmbH 2014年7月
認証取得
SIAM KUBOTA Metal Technology Co., Ltd. 2014年12月
認証取得
KUBOTA Engine(Thailand) Co., Ltd. 2015年7月
認証取得
Kubota Farm Machinery Europe S.A.S 2017年2月
認証取得

関連情報

クボタグループの製品・サービス、そして社会に対する使命・役割を様々なメディアでご紹介いたします。

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KUBOTA REPORT 2017

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