恵まれない人々への贈り物

- 地域社会活動
恵まれない子どもたちや高齢者などに向けて、世界各国で寄付活動を行っています
クボタグループは、恵まれない人々が少しでも笑顔になる時間を作り、共に生きる世の中の実現をめざして、世界各国でさまざまな活動を行っています。
- アメリカ
Kubota Engine America Corporation(以下KEA社)とKubota Tractor Corporation(以下KTC社)は、社会貢献活動「エンジェルツリー」プログラムに毎年参加しています。
エンジェルツリープロジェクトとは、アメリカの慈善団体である救世軍を通じて、子どもたちや困難な状況にある高齢者にクリスマスプレゼントを届ける活動です。子どもたちや高齢者が「エンジェル」として登録されると、名前や年齢、性別、衣類やおもちゃなどの希望の品が記入されたタグが支援者に共有されます。支援者はそれを見てプレゼントを購入して救世軍に託し、救世軍からエンジェルに贈られます。
KEA社は、本社のあるイリノイ州の救世軍を通じて、地域の子どもたちに帽子、手袋などのあたたかい衣類やおもちゃを寄付。KTC社も、2021年に本社のあるテキサス州と事業所があるジョージア州の救世軍が行うエンジェルツリープロジェクトに参加し、支援を必要としている人々にプレゼントを贈りました。
また、KTC社では退役軍人やその家族を支援するソルジャーズ・エンジェルズへの支援も行っています。2022年には、ダラスの退役軍人リソースセンターでホームレスの退役軍人に衛生用品を寄贈しました。またクリスマスシーズンには、全米および海外に派遣されている兵士に贈り物が届けられる「ホリデー・ストッキング・フォー・ヒーローズ」キャンペーンに参加し、贈り物を詰めて送るための靴下を従業員や各部署から100個集めて提供しました。
また、クボタグループのインプルメントメーカーのGreat Plains Manufacturing, Inc.(以下GPM社)は、グループ会社であるLand Pride, Inc.(以下LP社)とともに、地元カンザス州の聖フランシス孤児院が主催するクリスマスキッズプログラムを支援しています。
聖フランシス孤児院は、6つの州にまたがって11,000人以上の子どもたちと家族に奉仕活動を行っています。そのため、クリスマスキッズプログラムではたくさんのプレゼントが必要になり、同孤児院は子どもたちへのクリスマスプレゼントの寄付を募っています。
GPM社とLP社は毎年11月~12月にかけて、従業員から新しいおもちゃや寄付金を募集。集めたおもちゃはGPM社のグループ会社であるGreat Plains Truckingによって聖フランシス孤児院に運ばれ、カンザス州中央部の恵まれない子どもたちに配られます。
GPM社は2019年までに累計33万2,000ドルを約2万4,000人の子どもたちに対して寄付。2020年には6,000人の子どもたちに寄付金やおもちゃを贈りました。
- メキシコ
人口の大半がキリスト教カトリック信徒であり、寄付の習慣が定着しているメキシコ。そのメキシコでトラクタの販売を手掛けるKubota México S.A. de C.V.(以下KMX社)は、毎年4月と12月に孤児院へおもちゃなどの寄付を行っています。
KMX社は従業員から遊び終えたおもちゃやお菓子、食料品を集め、同社の所在地であるグアダラハラ地域の孤児院に贈っています。この活動は2015年に社員の提案によって開始されて以来、毎年行われています。
KMX社は、クボタグループの一員として社会貢献の意識を持ち続け、地域へ還元するために、今後もこの活動を続けていきます。