農業の生産性向上支援

- 食料分野での活動
フィリピンの食料自給率と農業生産性の向上を支援しています
食料自給率の向上が求められるフィリピンでは、農業の生産性向上が喫緊の課題です。Kubota Philippinesは、田植え機などの農業機械を寄贈するなど、フィリピンにおける農業の生産性向上に貢献しています。
フィリピンでは古くから稲作が行われ、世界8位の生産量を誇るコメ大国として知られていますが、農作業の多くは今も手作業で行われています。また、同国の農村では農業従事者の高齢化や若い世代の農業離れが進んでおり、深刻な人手不足が予想されます。今後のフィリピンの経済成長を考えると、農業生産性の向上はフィリピンにとってますます重要な役割を果たしていくと言えます。
フィリピンの農業生産性と食料自給率の向上に取り組むKubota Philippines, Inc.は、2017年12月に、稲に関する研究と教育を行い持続可能な稲作技術の確立をめざす国際稲研究所の社会貢献活動に参加。田植え機や自動播種機などの農業機械、1000個の苗床トレイを寄贈しました。また2021年にはバタンガス州イバン地域にL4018型トラクタを寄贈、2022年には寄贈したトラクタに使用するロータリーブレードとディスクハロー購入のための資金援助を行うなど、農業生産性の向上が必要な地域への寄付活動を毎年行っています。
日本の農業の機械化を牽引し、農業が抱える課題に取り組み続けているクボタの技術とノウハウを活かし、農業のトータルソリューションカンパニーとして、今後もフィリピンにおける食料自給率と農業生産性の向上に貢献していきます。