誰でも簡単に、正確に
農業ができる次世代
農機開発へ全力を尽くす。
研究開発

Y.A.

前職の業界:タイヤ・ゴム業界
2021年入社

PROFILE

入社後、次世代研究第一部に配属。以降将来を見据えた農機の研究開発に携わり、現在は基礎技術の研究を担当中。

INTERVIEW.01

転職のきっかけと
クボタへの入社理由

前職では生産技術系の職種で業務を行っていました。しかし、もともと目指していた機械設計や研究・開発系の仕事がどうしてもあきらめきれず、転職を決意。転職先として考えたのがクボタです。というのは、私は実家が兼業農家で幼い頃から両親が苦労している姿を見てきており、農業=大変な仕事というイメージを強く持っていました。農機メーカーの雄たるクボタなら、やりたかった機械に関する仕事をしながらそのように苦労している農家の役に立てるのではないかと思ったのです。ちょうどクボタが女性向けのオープンジョブ採用制度を行っていたので応募したところ、現在の部署を紹介いただき、ぜひ挑戦してみたいと思って入社を決めました。

INTERVIEW.02

現在の仕事について

新規技術の研究をしているのであまり詳しく言えませんが、現在所属しているチームでは将来を見据えた農機の研究開発を行っています。私は現在、主に基礎データ取得のための試験を担当しており、その内容検討から治具の作成、実施、結果分析までの試験全体に関わっています。ベースとなる技術自体がまだ確立されていないため、試験内容を考えたり分析したりする上で正解がわからず悩む場面が多々あります。ただ、試験を進めていく中で少しずつわかることが増え、調べるべきことが明確になるようになってきました。苦労は多い反面、正解がわからないなりに一から考えて取り組むのは非常に楽しく、やりがいを感じています。

INTERVIEW.03

転職して実感した
クボタの魅力とクボタらしさ

クボタらしさと言えるかどうかは別にして、キャリア入社の人も伸び伸び仕事ができる環境だと思います。実は私は転職する前、中途で入るがゆえに社内で疎外感を感じたり、遠慮して意見が言えなかったりするのでは、という不安が少しありました。しかし、今のところそのような疎外感や不安を覚えたことはありません。特に現在所属しているチームは半数近くがキャリア入社で、前職も多種多様。会議などの際には各人の経験を元にした意見が活発に出てきます。そうした場でこれまで自分にまったくなかった視点からのアドバイスをもらえるため、気づきが多くて非常に仕事がおもしろいと感じています。

INTERVIEW.04

女性が働く場所としての
クボタについて

入社してからこれまで、女性であることを理由に仕事がやりづらいと感じたことはありません。力仕事以外は男女の区別なく業務が配分されますし、過剰な気遣いによって居心地が悪くなるようなことも皆無です。個人の事情を配慮した勤務体系や休暇取得はまだ必要になったことがないので制度として十分かどうか実感がわきませんが、部署としてはそれらの活用に対して非常に理解があり、「積極的に使っていきましょう」という雰囲気です。ゆえに今後私生活で自分の環境が変わっても仕事がしやすそうだと感じるので、できる限り長く働き続けたいと思っています。

INTERVIEW.05

クボタで実現したいこと

誰でも簡単に、正確に農作業ができる新しい機械を開発することが私の目標です。前職で行っていた生産技術系の仕事で、製造業では職人技よりも、どんな人もミスなく、精度よく作業できることが重要だと常々考えていました。農業も同じことが言えると思っており、特別なノウハウがなくてもできるようにしなければ、新規参入や次世代へ引き継ぐハードルが高くなり、農業従事者が減る一方になると思います。そうした状況を防ぐ、誰もが気軽に農作業ができるような農機を開発したいと考えています。

PRIVATE

休日の過ごし方

休日は部屋の掃除をした後、ボーっとして終わってしまう日がよくありますが(笑)、たまに友人と大阪市内のカレー屋さんめぐりを楽しんでいます。大阪にはおいしそうなお店がたくさんあるので、これからも少しずつ開拓していくつもりです。

※本記事の内容および所属名称は2021年3月取材当時のものです。
現在の情報とは異なる場合があります。
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