製品開発に欠かせない試作部品。
その確実な調達に力を注ぎ
人々の生活を守る事業に貢献。
調達

U.K.

前職の業界:家電
2015年入社

PROFILE

入社後、試作部品の外注調達に携わる。鈑金部品の担当を経て2020年に部内でメーカー購入品の担当班に異動。現在は班長として、班内の取りまとめと部内の業務効率化に向けた仕組みづくりに取り組んでいる。

INTERVIEW.01

転職のきっかけと
クボタへの入社理由

前職では家電商品の開発部に所属し、設計から量産立ち上げまでの幅広い業務に携わっていました。担当する業務範囲が広く仕事にやりがいがあった反面、かなり多忙な毎日を送っていました。当時その会社は業界3・4番手の位置付けで、開発する商品はトップシェアメーカーが出す新製品の二番煎じのようなものが多いような状況。皆がどれだけ忙しくしても会社の業績がなかなか上がらず、先行きに不安を覚えたことが転職を考えたきっかけです。クボタに興味を持った理由は、大阪勤務の募集だったことと、今まで携わった身の回りにあるものとは一味違う農機というスケール感のある製品を取り扱っていること。説明会で農機の開発に大きな魅力を感じるとともに福利厚生もしっかりしていると知り、入社を決めました。

INTERVIEW.02

現在の仕事について

現在の仕事は試作部品の外部調達業務で、社内の設計担当者から依頼される農機・建機・エンジンのさまざまな試作部品の調達を一手に引き受けています。製品の種類を問わない実に多彩な部品と、たくさんのサプライヤーに関わるのがこの調達業務の特徴。調達の際には、コストや品質面への配慮だけでなく、依頼内容の条件に応じて部品を集める力が求められます。試作部品の製作目的を理解したうえで最適な製作方法やサプライヤーを選定し、部品を調達していくところに仕事のおもしろさとやりがいを感じています。

INTERVIEW.03

入社後に受けた
研修や教育について

入社当初に担当した鈑金部品は前職で取り扱った経験がなく、知識ゼロからのスタートでした。幸いクボタは研修制度が充実していて、数ある中から鈑金部品に関係する研修を最初に受講。堺製造所の工場ラインの現場担当者から直接ラインの説明を受けたり、溶接作業を体験したりして全般的な知識を得ることができました。また、現地・現物の考え方でサプライヤーへ出張訪問する機会を多く与えてもらえたため、試作に関する実務面の知識もスムーズに習得できました。このような専門的なことをはじめ、ほかにもタイムマネジメントやコミュニケーションに関する研修などがそろっており、さまざまな知識を学べる環境であることを嬉しく思っています。

INTERVIEW.04

転職して実感した
クボタの魅力やクボタらしさ

クボタは「食料・水・環境」に関するさまざまな分野で人々の生活に不可欠な事業(エッセンシャル・ビジネス)を行っているので、昨今のコロナ禍の中でも他の会社ほど業績不振に陥っていないのが強みです。その状況を受けて、私はあらためて人々の生活を守るビジネスの重要性を実感するとともに、それに応えるべく事業を展開しているクボタに魅力を感じています。そんなクボタで働く立場としてさらに魅力的なのが、労働組合がしっかりしていること。労使協議の内容の定期的な展開や困りごとを相談しやすい環境が整っており、働く人を大切にする風土が根付いているのがありがたいばかりです。

INTERVIEW.05

クボタで実現したいこと

「食料・水・環境」をテーマによりよい製品・技術・サービスを提供できるようにするには、試作部の役割として新しい技術に挑戦し、確立させることが必要です。設計の思いを形にすることや今までできなかったことを実現させるために、最先端の技術や他分野の技術など幅広く情報を集め、試作部でそれらを検証していくことに積極的に取り組んでいきたいです。現在、自ら設計に対して新しい技術を用いた提案することはほとんどできていないので、これからは、集めた情報をもとに画期的な製品を開発するための技術提案ができるようになりたいと考えています。

PRIVATE

休日の過ごし方

コロナ禍でなかなか外出して遊ぶことができない中、DIYでいろいろな物を作り始めました。例えば自分でサイズを決め、限られたスペースに効率よく物を収納できる棚などを作って楽しんでいます。

※本記事の内容および所属名称は2021年3月取材当時のものです。
現在の情報とは異なる場合があります。
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