社会課題の解決に向かって
次世代の農業を自らの手で
切り拓いていくやりがい。
研究開発(次世代農業)

S.H.

前職の業界:電気機器
2017年入社

PROFILE

入社後、欧米向け精密農業の研究開発、クボタの次世代営農支援サービス「KSASレイヤーマップ」の研究開発に携わる。対象マーケットの顧客へのヒアリングや現地調査を行い、国内外のグループ会社やスタートアップ企業と連携しながら業務を推進中。

INTERVIEW.01

転職のきっかけと
クボタへの入社理由

前職の同僚がクボタに転職入社しており、農業従事者の高齢化や世界的な人口増加に対する農作物の安定供給などの社会課題を、クボタが次世代農業で解決しようとしている話を聞いたのが興味を持ったきっかけです。その時、非常に意義のあるビジネスに魅力を感じるとともに、「自分の経験も活かせるのではないか」と思いました。当時私はB to B向けのシステム開発に従事していたのですが、開発したシステムが顧客にどのように受け入れられているかが見えにくく、仕事のやりがいに疑問を感じていた最中でもあったのです。そうした中でクボタが研究開発職を募集していることを知り、ぜひ農業の課題解決にチャレンジしたいと考えて応募。無事に入社することができました。

INTERVIEW.02

現在の仕事について

現在所属している部門では、農機の自動化や精密農業を行うための基盤技術の高度化と、次世代農業の新技術開発および先行研究を行っています。そこで私が担当する主な業務は、欧米向け精密農業の研究開発。仕事ではシステム技術やセンシング技術、栽培技術などの幅広い技術知識が求められ、また環境や文化の違いによる多様なニーズに対応しなければなりません。そのため、最先端技術を有するスタートアップ企業や現地マーケットに精通したグループ会社などと密に協力しながら業務を進めています。国内外にわたる広範な連携で推進する仕事ゆえに難易度も高いのですが、新しい技術で顧客ニーズを着実に解決してゆく、とてもやりがいのある仕事だと日々実感しています。

INTERVIEW.03

入社後に受けた
研修や教育について

入社後、農業機械のデータ標準規格や栽培技術、ロボット技術、クラウド技術などに関するさまざまな研修を受講しました。また当初は自分の農業関連市場の理解が不足していたため、国内外の各種展示会や学会に積極的に参加し、顧客ヒアリングにも同行させてもらいました。それらの研修のおかげで比較的早いうちに業界の全体像を把握することができ、業務をスムーズに開始できたと思っています。とにかくクボタは社内研修が充実していますし、必要に応じて外部研修を受講できたり、有志による部内の勉強会が開かれたりするので、仕事の技術知識を効率的に習得できる環境が非常に整っていると感じています。

INTERVIEW.04

転職して実感した
クボタの魅力やクボタらしさ

私が感じるクボタらしさは、“相互扶助”の文化です。農機の自動化や精密農業の実現には機械工学や電気電子工学、情報工学、農学など多様な領域での研究開発が求められます。実際に私が所属する部門やグループ会社、連携先企業にはこれらさまざまな領域のバックグラウンドを持つ人材が集まっていて、それぞれ異なる得意分野を持っています。目標の達成には、各自が得意分野の知見を持ち寄りお互いに補い合うことが欠かせないため、“相互扶助”の文化が自然にでき上がっているのだと思います。そうした文化の中でキャリアの長短を問わず自由に意見を言い合える雰囲気があり、互いによい刺激を授受しながら仕事を進められる点が魅力だと感じています。

INTERVIEW.05

クボタで実現したいこと

現在取り組んでいる農機の自動化や精密農業をできるだけ早期に実現し、次世代農業の一貫体系を完成させて、クボタ製品の競争力強化とともに新たなビジネスの柱を構築することが当面の私の目標です。またクボタは今、美しい地球環境の保全と人々の豊かな暮らしを両立できる持続可能な社会を目指して“SDGs”の目標達成に積極的に取り組んでいるので、今後は私もクボタの一員として、自らの業務を通じて「予測される世界的な食料不足と農業労働人口の減少」、「農業の効率化による豊かで安定的な食料の生産」の解決に貢献していきたいと考えています。

PRIVATE

休日の過ごし方

以前は連休を使って旅行に出かけることが好きで、趣味のカメラを片手に土地土地の風景を撮影したりして楽しんでいました。現在は残念ながらコロナ禍で旅行が難しい状況であるため、一日も早く普通の日常が戻ることを待ち望んでいます。

※本記事の内容および所属名称は2021年3月取材当時のものです。
現在の情報とは異なる場合があります。
INTERVIEW LIST

その他のキャリア入社者
インタビュー