下記テーマ1、もしくはテーマ2いずれかの開催部門でインターンシップを経験いただきます。

テーマ1：「バイオマス資源循環システムの開発」

水環境研究開発第一部は、バイオマスや廃棄物からの資源・エネルギー利用に関わる技術開発とビジネスモデル構築が部門の役割です。クボタの長期ビジョンである「GMB2030」の実現を左右する研究開発を担い、農業事業と環境事業のシナジーにより現行事業強化だけでなく、新規事業創出に貢献することがミッションです。
資源循環システムの開発およびキー技術である高温ガス化や発酵技術の用途拡大をめざしています。例えば、水田由来である稲わらやもみ殻は、GHG排出の原因となったり、農家の方にとっては処理に悩まされるものですが、バイオマスとしてのポテンシャルは非常に大きく、有効活用できれば大きな価値を生み、農業そのものの改善にも繋がります。
研究開発ではさまざまな壁に直面しますが、自らが考え設計製造し実験して新しい事業を作っていく面白みがあり、実現できれば、各地にプラントが建設され、自分の足跡を残すことができます。 テーマは10人程度のチームで、担当者の考えを尊重しつつ議論し業務を進めます。新しいことへのチャレンジを歓迎する風土づくりを大切にしています。また、年間を通じてさまざまな大学や国の研究機関、民間企業と密な連携活動があります。開発のスピードアップに繋がる活動であり、個人の経験や専門性を活かしやすく、スキルアップができる場といえます。
インターンシップでは、「バイオマス資源循環システムの開発」をテーマに、ラボ実験や実証試験への参加を通して、キー技術の研究開発やプラントエンジニアリングに関する知識を修得していただきます。
サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルといった社会課題に強い関心がある方、ご応募をお待ちしております！

テーマ2：「脱水技術の開発」

水環境研究開発第二部は、環境領域において特に水処理に関連した幅広い装置開発および処理プロセスの開発を行っています。クボタは環境機器製品の一つとして下水汚泥脱水機を持っており、「脱水技術の開発」をテーマに進めています。
下水処理施設は都市を支えるために必要不可欠なインフラであるだけでなく、下水処理の結果、発生する汚泥が新たな「資源」として、近年注目が高まっています。その汚泥処理の第一段階である「汚泥脱水」に関して実際の現場での処理・分析・運転等を体験することで、都市を支えるインフラの重要性や下水処理のもつ可能性に気付くことができます。
インターンシップでは、「脱水技術の開発」をテーマに、下水汚泥脱水の現場で処理・分析・運転などを体験し、業務を通じて感じた問題点や新たな可能性について考察していただきます。
環境分野に興味のある方、ご応募をお待ちしております！

ビジネスインキュベーション部は、社長直轄部門であるイノベーションセンターの中心的な部門として、主に日本国内とアセアン地域における食料・水・環境領域における新規事業の企画と事業化推進を担っています。
新規事業の企画と事業化推進には、ゼロから新たなビジネスを組み立てるための論理思考力、社内外のさまざまなパートナーを巻き込むコミュニケーション力、周囲を牽引できる行動力が求められます。
インターンシップではさまざまなバックグラウンドを有するメンバーのアドバイスを受けながら、ご自身で新規事業を立案し、部内で発表いただくことで、ビジネスインキュベーション部の業務の疑似体験をしていただきます。
文理を問わず、新規事業の立案業務に挑戦したいという方、ご応募をお待ちしています！

知的財産戦略部は、知的財産法などの法律知識、技術・製品の理解に加え、社内外のさまざまな関係者（開発者、特許事務所の弁理士、特許庁の審査官など）と協力して業務をリードするコミュニケーション力が求められます。
インターンシップでは、知的財産戦略部の主要業務である特許出願・権利化業務を体験いただき、クボタにおける知的財産業務の魅力を感じていただきます。
企業での知的財産業務に興味があるという方、ご応募をお待ちしています！

機械カスタマーファースト品質推進部にある、製品の品質改善を担当する部門か、製品安全や製造物責任対応などを担当する部門のいずれかでインターンシップを経験いただきます。クボタが掲げるブランドステートメント「For Earth, For Life」を具現化するためには、お客様に選ばれ満足していただける製品を届けないと実現できません。
製品品質推進第二課のインターンシップでは、国内外の技術部門、製造部門などと協力して品質改善を進めるコミュニケーション能力や自らが先頭に立って改善を進めるリーダーシップ能力が必要です。インターンシップではさまざまなバックグラウンドを有する機械カスタマーファースト品質推進部メンバーのアドバイスを受けながら確かな製品を市場へ投入する品質改善業務を経験していただきます。
コンプライアンス課のインターンシップでは、「安全・コンプライアンス・品質」を最重要課題とする経営方針のもと、コンプライアンス課が推進している製品安全や製造物責任対応、リスクアセスメント、品質マインドの向上など、幅広い品質保証分野の業務に携わることができます。製品の安全性を確保するためのさまざまな取り組みを学び、実践する機会が豊富にあります。
クボタの品質に対する考え方に触れることができるこのインターンシップで、あなたのキャリアビジョンを新たな視野で広げてみませんか？ご応募をお待ちしています！

法務部は、事業の不確定・損失要因（リスク）に対応する、会社の「前線部隊」（リスクの予防）であり、「最後の砦」（発生済リスクの最小化）でもあります。
「壁がある。だから、行く。」のコミュニケーションスローガンのとおりクボタ法務部では意欲溢れ、問題意識をお持ちの新たな仲間を求めています。
インターンシップでは、クボタの事案をもとに契約検討や法務相談、リスク検討などの業務を体験していただきます。
皆さんが「天職」を探す活動において、楽しい機会を提供できるよう努めます。ご応募をお待ちしています！