環境にやさしい製品づくりへ、
グローバルな法規遵守に注力

#技術系 #品質保証
ページに記載の情報は取材当時のものです
S.Y
機械工学専攻
2021年入社
CAREER

入社後現在の部門に配属となり、欧州におけるクボタ機械製品の化学物質規制や含有化学物質調査の担当に。2年目からは電池規制についても手掛けることとなり、リチウムイオンバッテリーの廃棄およびリサイクルを目指すトラクタの電動化やハイブリッドエンジンのプロジェクトにも参加している。

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クボタに入社した理由

関西出身の私はもともとクボタの社名は聞いたことがありましたが、「農業機械を作っている会社」という程度の認識でした。詳しく知ったきっかけは、大学時代に参加した工場見学やOB座談会です。そこで私たちの食と住を支える農業機械や建設機械、水・環境事業に取り組んでいることを知って興味を持ちました。また、OB社員の人柄や、多様な事業に挑戦し続ける心意気に強く惹かれるように。機械を通して人々の生活に貢献できる企業に勤めたいと考えていたことも合わさり、入社を決めました。

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現在の仕事内容

機械カスタマーファースト品質推進部はクボタの機械製品全体の環境・安全に関する法令順守や品質向上に尽力する部門で、私はそこで主に欧州の環境法規を担当しています。クボタのグローバルな事業展開に不可欠なこの環境法規の遵守に向け、各国の法規情報収集や社内他部門への周知活動を推進しています。最近は製品電動化に向けた電池法規にも携わるようになって他部門と関わる機会が増えたため、法規に明るくない人でもわかるよう法規情報の整理を第一に心がけています。OEM先など社外からクボタ製品の環境負荷物質の含有情報について問い合わせを受けることもあり、そうした際は誤った情報を発信しないように細心の注意を払っています。

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クボタの仕事のおもしろさ

入社2年目ながら製品の電動化プロジェクトに参加するなど、新しい仕事に挑戦できる点におもしろさとやりがいを感じています。古い会社のイメージがあるクボタはやりたい意思や提案が通りにくいのかと思っていましたが、まったくそんなことありません。例えば電池法規の情報収集のために、米国で開催される展示会への参加を希望した時もしっかり認められました。一方、どんな目的で何を行い、どんな結果が自分自身の成長やクボタの事業に期待できるかについては深く追及されます。それに対して自ら考え行動し、応えていくのもやりがいのひとつ。「壁がある。だから、行く。」を実践できる環境と雰囲気が整っていることにとても満足しています。

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クボタらしさとは

人に対する思いやりがクボタらしさだと思います。品質保証部門にはベテラン社員が多く、私が生まれた時にすでにクボタで働いていた人も多いのですが、わからないことを聞く際には誰もがとてもていねいに教えてくれます。月に一度行う上司との1on1ミーティングでは仕事面だけでなく、プライベートに関する相談も気軽にできます。クボタ製品のお客様だけでなく、社内やサプライヤーなどさまざまな方面へ「On your side」の精神を心掛けている人が集まっている点がクボタのよさだと思います。

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今後、クボタで実現したいこと

クボタ製品をお客様が安全に、安心して使えるような環境整備と化学物質管理の体制確立が私の目標です。ESG経営やSDGsをはじめとし、昨今は世界中で環境への配慮が強く意識されています。製品に含まれる有害化学物質の規制や製品電動化への動きが活発化しているのはまさにその影響。グローバルに事業を展開しているクボタでも、まだまだ製品の有害物質管理や電動化に伴う電池のリサイクルなど、対応体制を整えていくべき点はたくさんあります。それぞれの国や地域で今後も変わりゆく製品環境法規に対応してゆくために、体制構築に関する提案をどんどん行っていきたいと思います。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30出社/カレンダーと業務予定シートをチェックし、業務の確認
  • 9:00朝礼/部内朝礼で出張報告の共有
  • 10:00ミーティング/週に一度の課内ミーティングで法規情報などを共有
  • 12:30昼休み/課内のメンバーと拠点内の食堂でランチ
  • 14:00法規情報収集/担当法規を中心に法規の情報収集
  • 16:00資料作成/法規情報を共有するための資料を作成
  • 17:30退社/大阪湾を見ながらバイクで帰宅の途へ

PRIVATE

おいしいものを食べに外に出る日が多いですね。料理が好きなので平日は自炊を基本にしており、その分休日に外食を楽しんでいます。昼間からお酒を飲みに行くこともたまにあります(笑)

KUBOTA REPORT 2017

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