「現場重視」がクボタの設計開発。
幅広い視点を養いながら
建機開発に全力を尽くす

#技術系 #製品開発・設計
ページに記載の情報は取材当時のものです
K.F
機械工学専攻
2016年入社
CAREER

入社後、建設機械の生産設備の保全活動に従事。3年目に現在の部署に異動となり、北米・豪州向けの建機CTL(コンパクトトラックローダ)の開発を担当。4年目からその電装品を手掛けている。

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クボタに入社した理由

学生時代に企業と共同で製品機能を提案するプログラムを経験し、モノづくりで一番大切なことは、現場で実際に製品を使っている人の声を真摯に受け止めることだと感じました。クボタに惹かれたのは、そのように技術者自身が現場や現物を調査し、製品の設計・開発に活用する「現場主義」を強く掲げていたから。「この会社でならお客様が本当に求めているモノづくりができる」と確信し、志望しました。

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現在の仕事内容

北米・豪州向けに販売している建設機械、CTL(コンパクトトラックローダ)の設計開発を行う部署で、新機種の電気関係部品の設計・開発に携わっています。建設機械には基本性能のほか、安全性や利便性の確保に向けた機能を実現するための多種多様な電装品が搭載されています。私は日々、「この機械にどういった機能があればお客様に喜んでもらえるのか」、「その機能を実現するにはどんな部品が最適なのか」、「どうすれば分かりやすく、使いやすくできるのか」を考えつつ、日進月歩する技術について学びながら試行錯誤しています。

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クボタの仕事のおもしろさ

クボタの設計開発のやりがいは、製品コンセプトを検討する上流工程から携われることです。特に電気関係は機械のさまざまな機能につながる部品を扱うため、油圧や熱マネジメントといった他分野についても深く知ることができます。そうした知識を得てあらためて製品を見つめ直すと、新しい発想やアイデアが出たりするのでおもしろさが尽きることはありません。また設計の仕事は、基礎研究から製品企画、試作・試験評価、生産準備、量産まで、製品の開発プロセスすべてに関わります。営業や調達、製造、生産技術、品質保証といった幅広い部門とも連携するため、さらに広範な視点を養うこともできて刺激にあふれています。

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クボタらしさとは

私が考えるクボタらしさは「思いやりの心」です。製品開発の現場では「使う人を思いやり、よりよいモノづくりを追い求める」という価値観のもと、皆が一丸となって仕事に取り組んでいると感じています。何か分からないことがあればチーム内で共有・相談する文化も根付いているため、安心して仕事に向き合えます。そのような風土の中で私は今、自分の専門性を確実に高めていきながら、製品開発にもチームにも思いやりで貢献できる“クボタらしい”人財になりたいと考えています。

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今後、クボタで実現したいこと

私の目標は、自分が作った製品をたくさんの人に使ってもらうこと。その様子を見ることができれば、とても幸せを感じるだろうと思います。現在は電装品に携わっていますが、これからさらに知識と経験を増やしていろいろな分野の技術を身に付け、新製品開発を牽引できる技術者になっていきたい。そして全世界の人々に「KUBOTA」ブランドの建設機械を使っていただき、クボタが掲げる『食料・水・環境』のテーマの実現、またSDGsの課題の一つ「住み続けられるまちづくりを」の解決に貢献できれば、と思っています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00出社/朝礼を実施。チーム全体で情報共有を行う
  • 8:30ミーティング/開発メンバーでプロジェクトの進捗状況や課題を共有
  • 9:00設計検討/前日のうちに洗い出した検討事項について仕事を進める
  • 12:00昼休み/昼食は日替わりの複数メニューから好みを選択
  • 13:00現場対応/研究現場へ移動し、研究結果の情報交換と現物確認を行う
  • 15:00資料作成/製品に搭載する機能の仕様などの資料を作成
  • 18:00退社/業務を整理して帰宅の途へ

PRIVATE

以前は映画や食事などで都心へ出ることが多かったのですが、コロナ禍の影響で自宅での時間をもっと大切にしたくなり、最近料理を始めました。これからどんどん腕を上げていきたいと思っているところです。

KUBOTA REPORT 2017

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