優れたクボタ製品はよい部品から。
品質・コストをにらみ
ベストな調達に駆け巡る

#技術系 #調達
ページに記載の情報は取材当時のものです
高木 宏太
KOTA TAKAKI
エネルギー基礎科学専攻 修了
2012年入社
CAREER

入社後、電装部品(ハーネス/GPS/センサ等)の調達を担当し、自動運転農機の開発・立ち上げに携わる。5年間の購買課業務を経て現在の機械機器調達課に転籍。建設機械に使用される大物板金部品の調達業務に汗を流している。

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クボタに入社した理由

クボタを知ったのは学内セミナーでした。当初は自分の専攻学科の関係から水環境事業の開発・研究に興味を抱きましたが、機械やエンジンなど幅広い事業を展開していることを知り、活躍の場がたくさんあるのではないかと感じました。また私が就職した年は東日本大震災の影響で多くの企業の面接が延期されていた中、最初に面接を受けたのがクボタ。その時の会社の雰囲気や応対してくれた先輩社員との会話で、自分がクボタで働いているイメージがわくとともに、巡り合わせのような縁を感じたので入社を決めました。

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現在の仕事内容

主に建設機械に使用される大物板金部品の調達を担当しています。調達の役割は、良質な部品を適正なコストで、決められた納期に工場へ供給すること。バイヤーとしてさまざまな取引先と交渉事を行うなど、社内外を問わず多くの人と関わりながら仕事を進めていきます。また、国内だけでなく海外からの調達も行っているため、グローバルな活躍が求められるポジションでもあります。日々の業務で特に私が注意を払っているのは、約束の期日を守ることと、相手の立場で物事を考えること。仕事の成果は一人で出すことはできないため、常にその意識を保ちつつ周りから信頼されるバイヤーであることを心がけています。

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クボタの仕事のおもしろさ

機械事業の調達業務では、農業機械や建設機械、エンジンなど、さまざまな製品の立ち上げに携わることができます。クボタでは調達も億単位の仕事を任せられるので、大きな成果を出せるところがやりがいの一つだと思います。実際、新機種を立ち上げる際には、最適な品質・コストを実現するために調達担当として部品を作る現場まで出向き、取引先とともに現物を見ながらよりよい製品へと近づける活動を行うこともあります。特にコスト管理面は目に見える数字として会社の利益に直結する部分であるため、やり遂げたときの成果や達成感に非常に大きなものがあります。

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クボタらしさとは

私が担当していた取引先が西日本豪雨で被災され、工場の稼働が困難になったことがありました。その際、上司とともに現場に駆け付けて直接話をさせてもらい、クボタとして物資の支援を行うなど、できる範囲のサポートを行いました。結果として厳しい状況の中、取引先には早期の工場稼働に尽力いただくことができ、あらためてお互いの信頼関係の重要性を感じました。現在、当社社長が「One Kubota」,「On your side」という言葉をキーワードに挙げていますが、これは「クボタグループで一丸となる」、「人に寄り添う精神を大切に」という意味です。クボタらしさというのは、どんなときもこのように相手と密接に向き合う姿勢だと思っています。

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今後、クボタで実現したいこと

クボタの企業理念は「食料・水・環境」をテーマに、よりよい製品・技術・サービスの提供を通じて社会に貢献することです。そこで働く私にも今、調達という視点でよりよい製品を生産し、世の中に届けることで人々の生活を豊かにしたい想いがあります。ただ、一つの製品を作り上げ、世に出して評価されるまでには営業・開発・設計・品質・製造・調達・サービスなど、多角的な視点が必要不可欠。今後はさまざまなキャリアを経験して自分の視野と知識を広げていき、より多くのお客様に満足していただけるモノづくりにチャレンジしていきたいと思っています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00出社/朝礼とメールチェック後、ToDoリストを確認して業務を開始
  • 9:00ミーティング/スタッフと課題を共有し、仕事の進捗状況を確認
  • 11:00他部門との打ち合わせ/新機種立ち上げに向けて、各部門での取り組み内容の確認と今後の進め方を協議
  • 12:00昼休み/社内の食堂で同僚と食事、休憩
  • 13:00取引先との打ち合わせ/生産計画に対する生産能力の検討・打合せ
  • 15:00事務処理/単価決定業務などの事務処理や、課題整理のための資料を作成
  • 17:00退社/退社後はゴルフの打ちっ放しやランニング、友人との飲み会など

PRIVATE

最近はゴルフをすることが多いですね。ほかにもフットサルやテニスを楽しんだり、旅行したりしてリフレッシュしています。そのために日々の業務効率を上げて残業時間を減らし、有給休暇も取得して自分の時間を作ることを大切にしています。

KUBOTA REPORT 2017

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