国内外へのクボタブランド拡充へ
誰もが使って心地よい
製品デザインに突き進む

#技術系 #デザイン系
ページに記載の情報は取材当時のものです
N.M
デザイン専攻
2019年入社
CAREER

入社後デザイン部門に配属され、国内向けスマートフォンアプリケーションのUIデザイン、トラクタやコンバインのレバーグリップ、ステアリング、メーターパネル、シートなど各種部品のデザインに携わる。現在は北米向けユーティリティビークルのデザインを担当中。

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クボタに入社した理由

クボタの企業説明会に参加した際、海外の展示会で子どもたちが嬉々とした表情でトラクタなどさまざまな製品に触れているシーンの紹介を受け、農業とそれを取り巻く農機や建機のデザインに興味を持ちました。もともと私には「人々の生活の中で長く大切に使われるモノをデザインしたい!」という想いがあり、クボタでなら「世界中の人々の暮らしに寄り添い、生活を豊かにする製品をデザインできるのではないか」と考えて入社を決めました。

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現在の仕事内容

現在は北米市場に向けた小型トラクタやユーティリティビークルなどのデザインを主に担当しており、お客様が本当に欲しいモノ、体験価値とは何かを考えながら仕事に取り組んでいます。現場とのコミュニケーションに重点を置いて自分で考えたデザインをお客様や開発メンバーに実際に見てもらい、触れてもらいながら、より使いやすく、格好よくなるよう試行錯誤を繰り返しています。最近ではデザイン目線から製品企画やブランディング、未来の農業を見つめた先行デザイン研究に関わる機会も増えたため、日々新しいデザインにチャレンジしています。

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クボタの仕事のおもしろさ

入社して感じたクボタの魅力は二つあり、一つは多種多様な製品に触れられることです。農機と建機だけでも数多くの種類がある上、これまで見たことのないような製品もあります。デザインを行う分野は、製品以外にも操作画面のユーザーインターフェースや広告、グラフィックなど多岐にわたり、それらすべてを手掛けられるので常に新しい発見があります。魅力のもう一つは、最新鋭のデザインツールから実寸大のクレイモデル、操作画面のシミュレーターまで、あらゆる手段と手法を使ってデザインを検討できる点。決まったやり方に縛られず、どうすれば自分の考えるデザインを正確に相手に伝えられるのかを考えるのも楽しく感じています。

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クボタらしさとは

チームや部署、立場やキャリアの垣根を越えて素直に意見を言い合える環境がクボタらしさだと思っています。私の場合、最初にチーム内でアイデアを出した時に「新人の自分が的外れなことを言っていないかな...」と不安を覚えましたが、しっかり考えた意見はきちんと取り入れてくれたり、分からないところは気軽に質問できたりと、フラットに話し合える雰囲気がありました。また、技術部などの開発メンバーに自分のデザインを説明した際などは、時々厳しい指摘もいただきつつも「なぜそのデザインがよいのか」について活発に意見交換。最終的に「よし、君のアイデアでやってみよう」と言ってもらうことができ、何ものにも代え難い達成感を感じました。

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今後、クボタで実現したいこと

私の目標は「クボタデザイン」を確立し、国内外に広く発信していくことです。国内については農業従事者の減少問題を念頭に、デザインを通して農業のイメージを変えたいと思っています。誰が使っても心地よい操作空間と体験、所有していることに誇りを持てる製品やサービスをデザインすることで、少しでも多くの人が農業に興味を持てる、携わりやすい環境を創造できれば最高です。また海外については、製品の使いやすさや格好よさだけでなく、クボタブランドをより広く、深く知ってもらうために「食料・水・環境」のあらゆる分野で“クボタ製品が欲しい”と思ってもらえるようなデザインに取り組んでいきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00出社/メールやスケジュールをチェックし、業務を確認
  • 8:30朝礼・ミーティング/業務の進捗や課題をメンバーと共有
  • 9:00デザイン業務/スケッチやクレイモデルに従事
  • 12:00昼休み/昼食&休憩
  • 13:00現場検証/現場にて開発メンバーとデザインの詳細を検討
  • 14:00打ち合わせ/協力会社との打ち合わせ
  • 15:00先行デザイン研究/チームメンバーとディスカッション
  • 16:30デザイン業務/スケッチや3Dモデリングを行う
  • 17:30退社/残業の無い日は同期と晩御飯を食べに行くことも

PRIVATE

ドライブなどで外へ出かけるのが好きで、最近はキャンプによく行きます。同期と一緒に行くことが多いですが、ソロキャンプにもチャレンジしています。新しい道具を買ったり、やったことのないキャンプ料理を調べたりしながら、次に行くときは何をしようかと計画を練るのも楽しみの一つです。

KUBOTA REPORT 2017

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