クボタのろ過技術で
世界中にきれいな水を。
環境問題解決へ、高まる気概。

#技術系 #技術営業
ページに記載の情報は取材当時のものです
S.R
環境マネジメント専攻
2016年入社
CAREER

入社後、水処理用のろ過装置(液中膜)を取り扱う現在の部署に配属され、今日まで南アジアおよび東南アジア各国向けの技術営業を担当中。主に排水処理施設に対する液中膜の営業活動と、現地での排水処理施設の運転・メンテナンスに関する技術サポートを行っている。

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クボタに入社した理由

私は学生時代から環境問題に興味があり、人々の生活を支える事業や環境問題の解決を行う仕事に携わりたいと考えていました。クボタは「食料・水・環境」といった社会的なテーマに対しグローバルに挑戦する企業であることを知り、事業範囲と自分の思いが合致したので入社を決めました。また会社説明会や採用選考で出会った人たちが皆、自分と同じ気持ちを持ちながら業務に取り組んでいると感じ、その中でぜひ働いてみたいとも思いました。

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現在の仕事内容

現在は南アジアと東南アジア地域への技術営業業務に携わっています。仕事の中心は、現地の排水処理施設にクボタ製品である液中膜を提案し、採用してもらう活動です。排水処理施設は規模や排水の種類(生活排水や産業排水など)、要求される水質レベルなどによって考慮すべき条件が大きく異なるため、各案件の情報を可能な限り収集した上で、液中膜を使った最適なソリューションを提案できるよう日々努力しています。また採用された後、設備の詳細設計や製品の据え付け、運転・維持管理といった技術サポートを行うのも私の仕事です。お客様がどのようなサポートを必要としていて、そのために自分(=クボタ)は何ができるかを常に念頭に置いて業務に取り組んでいます。

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クボタの仕事のおもしろさ

お客様にクボタ製品やサービスを評価していただいたときに大きなやりがいを感じます。これまでの仕事で特に印象的なのが、モルディブの離島にある排水処理施設のトラブル解決に携わったことです。すでに何度も取引を重ねているお客様の現場でしたが、私が関わった当初はトラブルの原因が不明でした。そこで実際に現地の施設を訪問し、設計や維持管理状況についてお客様と一緒に調査、議論を重ねました。その結果、設計と運転上のミスを発見し、お客様も納得の上で、トラブルを無事解決することができました。最後に現地の人たちから「遠いところまで来て対応してくれてありがとう」と感謝の言葉もいただきました。「日本で生産されたクボタ製品が遠い海外まで運ばれて使用され、世界の美しい海を守っている。」その一端を自分が担えたことを実感できる、とても嬉しい仕事でした。

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クボタらしさとは

現状の課題としっかり向き合い、解決に一丸となって粘り強く取り組んでゆく姿勢が「クボタらしさ」であると思っています。クボタの事業は、研究、開発、生産、販売、技術サービス、コーポレートなど、多くの分野とそこで働く社員によって構成されています。最初はただ一人の社員が抱えた課題でも、関係者に共有することで、市場情報や技術的ノウハウを駆使して、100%の力で解決に向かえるよう協力し合っています。私は今の仕事を通じて、そのようなクボタらしさが自分の仕事のモチベーションになっていると思っています。

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今後、クボタで実現したいこと

日本ではあまり考えることはないかもしれませんが、今後、インドなど人口増加が見込まれる国々では水不足や海洋・河川の汚濁が懸念されています。私には、そのような地域でクボタの優れた技術・製品・サービスを用い、飲料水の提供から排水の処理までトータルな水の再生・供給に貢献したい想いがあります。この実現に向かって、私はこれまで培った水処理分野での知識や経験を駆使し、海外拠点の体制強化やお客様の技術サポートに大いに尽くしたいと考えています。そして可能な限り現地に出向き、お客様の生の声を聞いて課題解決にチャレンジしたいと思っています。その過程で自分の知識や能力をさらに伸ばすことができれば最高です。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:30出社/本日の業務内容を確認し、メールチェックなどを行う
  • 9:00資料作成/技術提案資料を作成
  • 11:00打ち合わせ/取引先との打ち合わせ
  • 12:00昼休み/昼食&休憩
  • 13:00打ち合わせ/社内の関連部門と打ち合わせ
  • 14:30資料作成/営業用の資料を作成
  • 17:00退社/業務を整理して帰宅

PRIVATE

以前に比べて外出する機会が減りましたが、公園で読書したり、知らない街を散策したり、海を見に行ったりしています。旅行が好きなので、コロナ禍の影響が落ち着いた後は海外旅行にも出かけたいと思っています。

KUBOTA REPORT 2017

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