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導入事例 透析排水処理

透析排水処理施設

概要

下水道への直接放流や浄化槽への流入をさせることが出来ない人工透析排水を、クボタの処理技術を使って個別処理する為のパッケージ化されたシステムです。

設備名称

埼玉県 透析排水処理施設

処理水量

8.0m3/日

納入年月

2010年9月

設備概要

人工透析排水は、嫌気性ろ床法と担体流動法の組み合わせによって下水道排除基準以下まで処理し、下水道へ放流しています。

設備メリット

FRP製の膜処理パッケージを地下に設置することで、短い工期と敷地の有効活用を実現しております。点検の容易な駐車場と建屋の間に設置しています。下水道放流基準を大幅に下回る処理水質を常に確保し、安定的に運転しています。

フローシート

  • 流入部に中和槽を設け、後段の生物処理を阻害する恐れのある滅菌成分を中和します。
  • 公共水域(河川等) に放流する地域では膜処理方式を採用、SS (浮遊物質)の流出が無く、公共水域の良好な水質維持に貢献します。
  • 下水道完備エリアには担体流動方式を採用。下水道基準を十分にクリアしつつも、容易な保守点検と安価なランニングコストを実現します。
  • どちらも浄化槽製造技術をバックボーンとした専用工場での製作により、現場工期短縮と品質の安定を達成します。

設計水質

水質項目 原水 処理水
pH (-) 6~9 5.8~8.6
BOD (mg/L) 1500 20


透析排水処理施設

概要

担体流動方式の採用により、高負荷に対応。汚泥が少なく、安定した処理能力を発揮しています。

設備名称

N病院 透析排水処理施設

処理水量

4.0m3/日

納入年月

2002年1月

設備概要

人工透析排水を、嫌気性ろ床法と担体流動法の組み合わせにより、下水道排除基準以下まで処理し、下水道へ放流しています。

設備メリット

透析機器から排出される高濃度の次亜塩素は、チオ硫酸ナトリウムなどの薬剤で中和・還元処理されることが一般的ですが、嫌気性ろ床法を組み合わせることで、無薬注での処理を実現しました。これにより、ランニングコストの削減とメンテナンス性の向上に貢献します。
また、クボタが独自に開発した担体を用いた担体流動法を組み合わせることにより、高負荷に対する安定した処理能力の確保と、余剰汚泥の発生量を低減することを両立しています。

フローシート

設計水質

水質項目 原水 処理水
BOD (mg/L) 1300 120


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KUBOTA REPORT 2017

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