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浄化槽のご使用に際して

お客様各位

1.浄化槽を設置するに際して

都道府県に登録している専門の(浄化槽設備士の資格をもつ)工事業者と次のような事項について打ち合わせてください。

  • 浄化槽の機種の選定、処理対象人員(処理水量)、放流先及び放流水質の規制値
  • 設置場所、特殊工事の有無
  • 設置届けなど

2.浄化槽設置工事は、都道府県に登録されている専門の(浄化槽設備士の資格をもつ)工事業者に依頼してください。

3.浄化槽の維持管理は、都道府県に登録されている「保守点検業者」と契約してください。

  • 保守点検は、浄化槽管理士の資格をもった人が行わなければなりません。・・・(有料)
  • 浄化槽の汚泥引き抜きなどの清掃は、市町村長の許可を受けた浄化槽清掃業者に依頼してください。・・・(有料)

4.浄化槽へは生活排水のみが流入できます。例えば雨水や産業排水は流入させないでください。

※「取扱説明書」、「施工要領書」、「維持管理要領書」の必要な方は弊社の窓口までご連絡ください。
ただちにお送りいたします。

ご使用に際して

ブロワの電源は切らないでください。この電源を切ると槽内に空気が送り込まれなくなり、微生物が死んでしまうため、汚物が浄化されずに悪臭が発生します。

便器には異物(ゴム製品や脱脂綿類)を捨てないでください。パイプや槽が詰まるばかりでなく、浄化能力も低下します。また、台所から料理のくず片や天ぷら油を流さないでください。

トイレットペーパーには、水に溶けやすいものをご使用ください。また使用量が多すぎると槽内の清掃必要回数も増えますので、適量を使用してください。

槽内への薬品(塩酸・殺虫剤・防臭剤・塩素剤・硫黄系入浴剤など)投入は避けてください。多様な薬品が混入すれば、槽内の微生物が死んでしまい、汚物が浄化されません。また、消毒効果も薄れます。

トイレご使用後には、必ず水を流してください。1人1日に約40~60Lの水をご使用になるのが標準です。節水便器をお使いの場合は、“小便時にも大レバー操作”や“使用の前後に水を流す”など維持管理業者の指示に従って、適正水量を流してください。
合併浄化槽の平均的水使用量は、雑排水を合わせて、1人1日に200~250Lです。

【注意】マンホールやブロワや電源コードの上に物を載せたり、周囲に物を置かないでください。とくに可燃物や危険物は遠ざけてください。

マンホール蓋荷重選別の表示 用途
500K(安全荷重5kN) 2t以下の乗用車等
1500K(安全荷重15kN) 3t以下のトラック等
5000K(安全荷重50kN) 10t以下のトラック等

※「取扱説明書」、「施工要領書」、「維持管理要領書」の必要な方は弊社の窓口までご連絡ください。 ただちにお送りいたします。

ご使用に際して

施工について

【注意】電気機器における感電・発火事故防止
アースが必要なブロワ・制御盤などの機器については、必ずアース工事をしてください。
【注意】マンホール・点検口における転落事故、損害事故防止
  • 工事中は必要なとき以外はマンホール・点検口などの蓋を必ず閉めて下さい。
  • マンホール・点検口などのひび割れ・ロックの破損などを発見したら、直ちに取り替えてください。
  • 上部積載物に見合ったマンホールを選定してください。
  • 樹脂製の枠に鋳鉄製の蓋を載せないでください。
【警告】施工現場における落下・傷害事故防止
  • 槽の吊り上げ・据え付け作業では、玉掛けを確実に実施してください。
  • 作業中は槽の下には立ち入らないでください。
【注意】施工現場における転落事故防止
  • 作業時に槽本体に直接のると、滑りやすく転落する危険があります。足場板などを使用して作業を行ってください。
  • 埋設工事に際して、穴の周囲には、防護柵をつくり関係者以外立ち入らないようにしてください。

維持管理について

【警告】消毒剤による発火・爆発・有毒ガス事故防止
  • 消毒剤は強力な酸化剤です。消毒剤の取扱説明書に従ってください。
  • 消毒剤には、塩素系の無機・有機の2種類があります。これらを一緒に薬剤筒に入れないでください。
  • 取扱いに際しては保護具を必ず着用してください。
【警告】作業中の酸欠などの事故防止
  • 槽内に入る場合は、必ず酸素濃度・硫化水素濃度を測定し、その安全を確かめてください。また、槽内で作業するときは常に換気を行ってください。
【警告】感電・発火・巻き込まれ事故防止
  • ブロワ・制御盤などの機器の近く(約50cm)には、ものを置かないでください。特に可燃物や危険物は遠ざけてください。
  • 電源コードの上には物を置かないでください。
  • 回転物の近くで作業をする際には、必ずその機器を停止させてから作業してください。
【警告】マンホール・点検口などからの転落・傷害事故防止
  • 作業終了後、マンホール・点検口などの蓋は必ず閉めてください。
    蓋がずれている場合はミゾにきちんとはめ、ロック機構のあるものは必ずロックしてください。
  • マンホール・点検口などの蓋のひび割れ・ロックの破損など異常を発見したら、直ちに取り替えてください。溶接部分は溶接しなおしてください。定期的に錆を除去して塗装してください。
  • 枠内にたまった小石などの異物は取り除いてください。

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KUBOTA REPORT 2017

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