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国連食料システムサミットに賛同し、コミットメントを提出

2021年6月21日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は2021年9月に開催予定の国連食料システムサミット(FSS: Food Systems Summit)の趣旨に賛同し、持続可能な食料システムヘの転換に必要な当社の取り組みに関するコミットメントを提出致しました。

国連食料システムサミットへの当社のコミットメント 

当社は、「For Earth, For Life」をブランドステートメントとし、創業から130年以上にわたり、食料・水・環境の分野において、事業を通じて社会課題の解決に貢献してまいりました。また長期ビジョンを「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」と定め、クボタグループ4万人が共有し、実現に向けて取り組んでおります。さらに、2050年に向けた環境面からのありたい姿として、「カーボンニュートラルでレジリエントな社会の実現」を目指す「環境ビジョン」を策定いたしました。

当社は、「すべての持続可能な開発目標の達成に向け、持続可能な食料システムへの変革のための具体的な行動を求める」との、FSSの趣旨に賛同し支持を表明するとともに、「環境に調和した農業の推進」と「食料システムの強靭化」の実現に貢献する為、2050年に向け「カーボンニュートラル」と「循環型食料生産システムの実現」に取り組むコミットメントを、FSSにむけ農林水産省に提出いたしました。

具体的な取り組み・目標(コミットメント)

  1. 製品の生産や使用の過程で排出されるCO2削減と農業分野からの温室効果ガス排出抑制による、カーボンニュートラル社会の実現
  2. AI・デジタル技術を活用したスマート農業の推進による、食料の生産性向上への貢献
  3. 農業残さ・食品廃棄物等からの資源回収ソリューションによる、サーキュラーエコノミーの実現
  4. デジタルを活用したソリューション提供による、フードバリューチェーン全体のデータ連携基盤構築とフードロス削減への貢献

当社は、以上のコミットメントの実現に、多様なステークホルダーと連携し取り組んで参ります。

国連食料システムサミット(FSS)について

国連食料システムサミット(FSS)は2021年9月にニューヨークにおいて開催される予定で、5つのテーマからなる課題に対して、どのように解決していくか議論が行われます。その際、各国が持続可能な食料システムの実現のためのコミットメントを提出することになっています。また本サミットでは、政府だけではなく、生産から消費まで食料システムに関わっている関係者(生産者、企業、消費者等)が参加し、自らが実践できる、持続可能な食料システム構築のための具体的な行動が求められています。

FSSの5つのテーマ

  1. 質(栄養)・量(供給)両面にわたる食料安全保障
    食料の安定供給、食料の安全保障の確立
  2. 食料消費の持続可能性
    食育、健康的な食事、食品ロス削減、地産地消
  3. 環境に調和した農林水産業の推進
    農林水産業が環境に及ぼす影響への対処(含デジタル化)
  4. 農山漁村地域の収入確保
    女性や若者を対象とした農山漁村での雇用創出と生計の安定
  5. 食料システムの強靭化
    新型コロナを踏まえた食料サプライチェーンの強靭化

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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