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フランスの畑作用大型トラクタ工場が本格始動 世界の農機メジャーブランドを目指して

2015年9月17日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区 代表取締役社長:木股 昌俊、以下「当社」)がフランスに新設した畑作用大型トラクタ工場「クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S.(以下KFM)」は、本年4月から生産を開始しておりますが、9月16日にフランス政府関係者や欧州のメインサプライヤーなどを招待した開所式を開催し、本格的に始動しました。

1.工場(KFM)の位置付けと狙い

世界は今、人口の増加が進み、食料の効率的な増産が求められております。当社はこの世界的な課題解決に貢献するとともに、中長期的な事業拡大を続けるため、従来のアジア地域の稲作向け農機市場のみならず、欧米などの畑作穀物向けの大型農機市場にも本格的に進出してまいります。
KFMでは、パリ国際農業見本市(SIMA)で2015年の『Machine of The Year 2015』に選ばれた『M7001シリーズ』の生産を開始し、着実に事業展開を進めております。欧州の畑作の大市場であるフランス北部で畑作用大型トラクタの生産を行い、市場ニーズにマッチした製品を投入し、世界の農機メジャーブランドを目指します。

2.工場の概要

会社名 クボタファームマシナリーヨーロッパS.A.S.
社長 山本 万平
所在地 フランス共和国ノール県ビエルヌ市(ダンケルク行政区)
敷地面積 約11.5万m2(内、建屋面積 約3.7万m2
生産品目 畑作用大型トラクタ
生産能力 3000台/年
従業員数 約140人

3.今後について

M7001シリーズは欧米のディーラーから好評を博しており、初年度の生産予定台数を上回る受注を獲得しています。欧州、北米のほか、今後豪州や日本などで順次市場投入し、2017年頃には3000台レベルの台数を生産する計画です。将来、さらに製品ラインナップを拡充し、畑作用農機事業を拡大してまいります。

  • 広大な畑で耕うんする大型トラクタ「M7001シリーズ」

  • クボタファームマシナリーヨーロッパ(KFM)の外観

  • フランス政府関係者などを招待した開所式
    当社から社長・木股昌俊、専務・北尾裕一などが参加

  • KFMの大型トラクタ生産ライン

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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