無人ロボットコンバインが「第11回ロボット大賞 優秀賞(農林水産業・食品産業分野)」を受賞
2024年9月18日
株式会社クボタ
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一)が製造・販売する無人ロボットコンバイン「アグリロボコンバイン DRH1200A-A」(以下「アグリロボコンバイン」)が、このたび「第11回ロボット大賞」(経済産業省、一般社団法人日本機械工業連合会、農林水産省その他4省共催)で優秀賞(農林水産業・食品産業分野)を受賞しました。
この受賞を励みに、今後もロボット技術のさらなる発展とスマート農業の普及を加速させ、農作業の効率化や生産性の向上に貢献していきます。
1.受賞理由
これまで技術的難度が高いとされてきたコンバインの無人化において、AIを用いて人を検出するなど、先端技術と制御技術により、安全性を確保し業界で初めて量産に成功しました。また、人が行っている作業方法を制御技術により再現し、熟練オペレータ同等の高い作業能率を実現しました。さらに、稲作の主要3機種(トラクタ、田植機、コンバイン)の無人ロボットが出そろったことで、一貫した作業体系が可能となり、農業がより効率的で持続可能になることが期待されます。
2.製品の特長
アグリロボコンバインは、稲や麦の収穫作業を自動で行う業界初の無人ロボットコンバインです。使用者がほ場の最外周を手動運転で作業することで、ほ場形状マップと走行ルートを自動で作成し、2周目からは無人自動運転*による作業を行います。また、タンク満杯時や作業完了時には指定した排出位置へ自動で移動する機能などを備えています。
- 使用者は、目視可能な場所から本製品とその周辺を監視することが無人自動運転の条件
3.ロボット大賞について
概要 | 日本のロボット技術の発展や社会実装を促進することを目的として、ロボットの先進的な活用や研究開発、人材育成といった様々な分野において、優れた取組を実施した企業などを表彰する制度 |
---|---|
募集期間 | 2024年2月19日~4月12日 |
応募総数 | 85件 |
賞の種類 |
|
共催 | 経済産業省、一般社団法人日本機械工業連合会、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省 |
- 「第11回ロボット大賞」 受賞一覧
https://www.robotaward.jp/winning/index.html
ご参考
- 世界初!無人自動運転でコメ・麦の収穫が可能なコンバインを発売
https://www.kubota.co.jp/news/2023/newproduct-20230614.html
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。