「次世代の水道」に関する研究テーマを募集 「クボタ若手研究者のための次世代の水道研究奨励制度」公募のお知らせ
2023年7月24日
株式会社クボタ
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、研究奨励ならびに産学連携を目的に、大学の若手研究者を対象とした研究奨励制度(以下「本制度」)を創設しました。次世代に向けて水道の課題を解決する先進的かつ挑戦的な研究テーマ(研究期間は2年間)を広く募集し、選考の上、3名の方に研究奨励金を助成します。
1.研究奨励制度創設の背景
- 当社は、創業者の久保田権四郎が1904年(明治37年)に日本で初めて水道用鋳鉄管の量産化に成功して以来、100年以上にわたり日本の水道と共に歩み続けてまいりました。
- 日本の水道は世界最高水準を誇るまでに発展しましたが、施設の老朽化や人口減少に伴う財政の逼迫など、多くの課題に直面しています。それらの課題を解決し、日本の水道を次世代に引き継ぐためには、研究者の育成による新たなソリューションの創造が不可欠です。
- 当社では、水道の研究に携わっておられる若手研究者の皆様の活躍が欠かせないとの思いから、2020年から2022年までの3年間、単年の研究を対象とする「クボタ若手研究者研究奨励制度(水道分野)」を実施しました。
- 新たに創設した本制度では、期間を2年に拡充し、「次世代の水道」に関する研究テーマに対して助成を実施します。
2.応募資格
水道の各種研究に携わる大学の准教授、講師、助教、特任研究員、研究員(博士課程修了した研究者)等で、2年間の研究期間を確保できる方
3.募集概要
- 募集テーマ:「次世代の水道」に関する研究テーマ
- 募 集 期 間:2023年7月24日(月)~9月15日(金)
- 選 考 人 数:3名
- 研究奨励金:1名あたり200万円(年100万円×2年)
4.審査方法
選考委員会を開催し、厳正に審査いたします。
選考委員長:滝沢 智(東京大学大学院工学系研究科教授)
委 員:伊藤 禎彦(京都大学大学院工学研究科教授)
委 員:丸山 喜久(千葉大学大学院工学研究院教授)
委 員:飛田 哲男(関西大学環境都市工学部教授)
5.スケジュール
- 募 集 期 間:2023年7月24日(月)~9月15日(金)
- 審査・結果発表:2023年10月(予定)
- 研究奨励金支払:2023年10月(予定)、2024年10月(予定)各100万円
- 研 究 期 間:2023年10月~2025年9月
- 中 間 発 表 会 :2024年9月(クボタ社内向け)
- 成 果 発 表 会 :2025年9月(クボタ社内向け)
応募規定の詳細については、下記URLをご参照ください。
https://www.kubota.co.jp/product/ironpipe/pdf/w_pipe05.pdf
ご参考
昨年選定された研究テーマ
- 「カーボンニュートラルの実現に向けた日本全国の水道事業体における電力量削減ポテンシャルに関する研究」
- 「水道事業に関する公民連携および広域連携の組織論的研究」
- 「超親水性溶存有機物の制御手法の提案」
(昨年は「クボタ若手研究者研究奨励制度(水道分野)」を実施)
- 本件に関するお問い合わせ先
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パイプシステム営業推進部 TEL.03-3245-3216
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。