クボタ、米国の小型建設機械の新製造拠点が生産を開始

2022年10月17日
株式会社クボタ

株式会社クボタ（本社：大阪市浪速区、代表取締役社長：北尾裕一以下「当社」）は小型建設機械「コンパクトトラックローダ」の製造拠点を米国カンザス州サライナ市に新設し、稼働を開始しました。旺盛な需要にスピーディーに対応できる体制を構築することで、小型建機事業のさらなる拡大をめざします。

記

１．概要

米国は世界最大の小型建機市場であり、近年の郊外移住トレンドや公共工事増加、慢性的な労働力不足などの後押しを受けて需要拡大の傾向が続いています。当社はそれに応えて販売網の強化や製品ラインナップの拡充を進め、事業拡大を図ってきました。
従来、米国向けの小型建機の大半は日本国内から輸出してきましたが、消費地である米国に新たな生産拠点を設立することで、将来の需要変化に迅速に対応し、スピーディーな製品供給を可能にする体制を構築します。
新拠点は、小型建機に取り付ける作業機器などを製造する現地子会社に設立しました。小型建機本体と作業機器を同拠点で製造することで製品間の連携をさらに高度化し、現地のお客様のニーズにより即した製品を提供することもねらいとしています。
また、新拠点では今後も設備投資を進めていく計画です。立ち上げ当初はコンパクトトラックローダの一モデルを生産しますが、生産モデルの追加と供給能力の向上により、製品を一層タイムリーに供給する体制を整えてまいります。

所在地	アメリカ合衆国カンザス州サライナ市（Great Plains Manufacturing Inc.内）
規模	土地64.7 万m²、建屋 7.4 万m²
投資額	5300万ドル
生産製品	コンパクトトラックローダ
生産台数	5000台／年
従業員数	約190名
量産開始	2022年10月

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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