次のリンクより、本文、本ページのローカルメニュー、このサイトの共通メニューに移動します。

「果実自動収穫システム」の構想が「Agrifuture Concept Winner 2022」を受賞しました

2022年2月16日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は2月15日、世界最大規模の農業機械展示イベントであるAGRITECHNICAにおいて、「Agrifuture Concept Winner 2022」を受賞しました。昨年出資したTevel社と共同で応募した「果実自動収穫システム」の構想が、新規性や実現可能性などの点で高く評価されたものです。

  • リンゴ農園で稼働する収穫ロボット

1.受賞内容

  • 世界最大規模の農業機械展示イベントAGRITECHNICA*において表彰された「Agrifuture Concept Winner 2022」は、およそ5年から10年先の農業界において実用化が見込まれる、先駆的ソリューションの構想に対して与えられる賞です。
  • このたび当社が受賞したのは、果樹園における作物の自動収穫システムの構想で、アイデアの新規性や将来的な実現可能性、様々な経営規模の果樹園に適応できる汎用性などが高く評価されました。
  • この構想では、Tevel社の有線ドローンを搭載した収穫ロボットが、熟した果物をAIで見分けて摘果することで収穫作業を自動化します。また当社の自動運転トラクタなどと組み合わせることで、効率的な収穫物のロジスティクス構築が可能となり、世界中で深刻化する果樹園の人手不足の解消に貢献します。併せて、果物の最適な収穫時期を見極めることによって作物品質の向上や、収穫ロスによる廃棄物の低減といった効果も期待されています。
  • 当社はこれからも、先進的な技術や知見をもつ企業や研究機関とパートナーシップ構築を進めながら、トータルソリューションカンパニーとして時代のニーズにあった農業の姿を創造してまいります。
  • 今年は新型コロナウイルスの影響によりオンラインの「AGRITECHNICA digital」として開催

2.Tevelについて

会社名 Tevel Aerobotics Technologies
会社設立 2016年
所在地 イスラエル、テルノフゲデラ
事業内容 有線ドローンによる果樹収穫の作業請負

ご参考

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

シェアする