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イスラエルのアグリテック企業に出資 ドローンによる果樹収穫サービスを手掛けるTevel社

2021年1月27日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、ドローンによる果樹収穫サービスを手掛けるイスラエルのスタートアップ企業「Tevel Aerobotics Technologies」(以下「 Tevel社」)に出資しました。

  • リンゴを収穫する有線ドローン

    リンゴを収穫する有線ドローン

1.出資の背景と概要

  • 当社は、社外パートナーとの連携によるオープンイノベーションの推進部門として2019年に「イノベーションセンター」を立ち上げました。各地域のニーズにきめ細かく対応するため、現在は日本とオランダの2か所に設置されています。
  • イノベーションセンターはスタートアップ企業への出資などを通じ、先進のアグリテックやビジネスモデルへの知見を深め、農業分野でのソリューション事業の開発を加速させています。特に果樹や野菜の栽培は、穀物栽培などに比べて機械化が進展しておらず、今後の成長を期待している分野です。
  • このたび出資したTevel社は、有線ドローンを用いた果樹収穫ロボットを開発しています。ドローンは、収穫カゴやコントロール基盤を備えた地上ユニットに有線で接続されており、自動で熟した果実を見分けて収穫し、収穫カゴへと運び込みます。
  • 地上からアーム等で収穫するロボットに比べ、ドローンによる収穫は高所や枝の裏など回り込んで収穫しなければならない場所へのアクセス性に優れており、取りこぼしなく効率的な収穫作業が可能です。ドローンの低空での機体制御や飛行中に果実を保持し運搬するのは難度の高い作業ですが、AI技術を活用した高度な機体制御や果樹検出技術などによりスムーズな収穫作業を実現します。
  • 収穫カゴを兼ねた地上ユニット(左)と有線ドローン(中央)

    収穫カゴを兼ねた地上ユニット(左)と有線ドローン(中央)

2.Tevel社の概要

会社名 Tevel Aerobotics Technologies(テヴェル エアロボティクス テクノロジーズ)
会社設立 2016年
所在地 イスラエル、テルノフゲデラ
事業内容 有線ドローンによる果樹収穫の作業請負

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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