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「CDPウォーターセキュリティ2021」で最高評価を獲得しました

2021年12月8日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、水セキュリティに関する調査「CDP*1ウォーターセキュリティ2021*2」において、最高位のAリスト企業に選定されました。これは、当社の水セキュリティに関する事業戦略や対応、そして充実した情報開示が、国際的リーダーのレベルであると評価されたものです。当社がウォーターセキュリティでAリスト企業に選定されるのは3年連続、4回目となります。

当社はブランドステートメント「For Earth, For Life」を掲げ、「食料・水・環境」分野の課題解決に取り組んでいます。創業以来、水道用鉄管をはじめとしてバルブ、ポンプ、水処理施設など、取水から排水までトータルで製品を供給し、世界の水インフラ整備に貢献しています。食料分野においても、農業用水の配管材や稲作に使用する水位管理システムなどを提供しています。

2021年5月に公表した「環境ビジョン」では、環境負荷ゼロに挑戦しながら、カーボンニュートラルで、レジリエントな社会の実現に貢献していくことを示しました。今後、社会全体で経済発展が進み、気候変動の影響が増加すると、様々な水関連リスクも拡大することが想定されます。このような問題に対し、当社の水を管理する技術や製品の提供を通じて、水インフラの強化に貢献できると考えています。また、当社の事業所においては、工場排水の適正管理に加え、節水や排水再生利用など水使用量の削減にも取り組んでいます。

安全・安心な水の供給や水処理施設の整備は、人々の健康や食糧生産、経済活動にも大きな影響を与え、国連SDGsの目標達成や、昨今の新型コロナウイルス感染症対策としても、欠かせないものとなっています。
当社は水資源の保全を重要課題のひとつとして捉え、グローバルな事業活動を通じて、今後もレジリエントで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

  • *1.企業や都市の気候変動対応や水資源の管理、森林保護に関する調査を通じて取り組みの促進を図っている国際的な非政府組織。現在、CDPへ開示要請を委託している投資家は、全世界で590機関となり、その運用資金総額は110兆ドルを超えている。2021年は、世界の時価総額の64%以上を占める13,000社以上の企業がCDPを通じて環境データを開示した。
  • *2.企業の水セキュリティに関する情報開示プログラム。企業に対して、水に関する“事業のリスクや機会の特定・評価”、“方針・戦略の策定と実行”等についての情報開示を求め、調査・評価を実施している。2014年から日本企業を対象に調査を開始。結果は8段階で評価され、「Aリスト」企業は水関連の管理においてベストプラクティスの取り組みを示した企業である。

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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