福島県双葉町減容化施設における廃棄物処理業務に参画 仮設焼却施設から発生した焼却灰の減容化に貢献
2018年3月19日
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊)の100%子会社である、クボタ環境サービス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩部秀樹)を含む特定共同企業体は、この度、環境省福島地方環境事務所との間で「双葉町減容化施設における廃棄物処理業務」(以下、「本業務」)を受注いたしましたのでお知らせします。
クボタグループは、これまで培った技術力やノウハウを活かし、本業務を通じ東日本大震災被災地の復興をはじめ、今後も地域社会の発展と地球環境の保全に努めてまいります。
記
1.本業務の概要
案件名 | 平成29年度双葉町減容化施設(中間貯蔵施設)における廃棄物処理その1業務 |
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施設規模 | 仮設灰処理施設:回転式表面溶融炉 75トン/日×2炉 仮設焼却施設 :シャフト炉式ガス化溶融炉 150トン/日×1炉 |
事業期間 | 平成30年3月~平成35年3月 【設計・建設期間】平成30年3月~平成32年2月 【運 営 期 間】平成32年3月~平成35年3月(予定) |
契約金額 | 約1200億円 |
構成員 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表企業)、クボタ環境サービス株式会社、株式会社大林組 東北支店、東京パワーテクノロジー株式会社 |
2.背景・役割
- 2011年3月の東日本大震災により発生した災害廃棄物のうち、可燃物を処理する為、国は2014年より各地区に仮設焼却炉を設置し処理を進めています。
- 本案件は、福島県双葉町において発生し、又は中間貯蔵施設に搬入された放射性物質に汚染された廃棄物の処理を行うため建設されます。
- 今回、当社グループを含む特定共同企業体が、特に豊富な実績と技術面で高く評価され受注に至りました。
- 当社グループは、香川県豊島における不法投棄廃棄物の処理をはじめとする20件以上の納入実績を活かし、主に「焼却灰」と「ばいじん」を減容化する溶融施設の建設・運営業務を担います。
<ご参考>
会社名 | クボタ環境サービス株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区京橋2丁目1番3号 |
代表者 | 代表取締役社長 岩部 秀樹 |
設立 | 1976年7月26日 |
資本金 | 9,000万円 |
事業内容 |
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以上
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