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バングラデシュ国チッタゴン市におけるカルナフリ上水道整備計画(2期工事)(導水・送水用ダクタイル鋳鉄管敷設工事)の受注について

2016年6月24日

株式会社クボタ工建(以下、「クボタ工建」)は、自社が責任施工会社となるJVをコロン・グローバル株式会社(韓国・仁川市)と組んで、カルナフリ上水道整備計画(2期工事)の内、「導水・送水管用ダクタイル鋳鉄管敷設工事」をチッタゴン上下水道公社(Chittagong Water Supply and Sewerage Authority)より114億円で受注しました。
クボタ工建は本計画に先行して、2011年より開始された本計画(1期工事)の内、「導水・送水管用ダクタイル鋳鉄管敷設工事」(鋳鉄管 敷設延長68km)を受注し、既に完成しており、その実績と経験を踏まえて、1期工事に引き続き、今回2期工事の受注に結び付けたものであります。
クボタ工建並びにクボタグループは、長年培ってきた上水道整備技術のノウハウを最大限活用して本計画に取り組み、チッタゴン市民に安全な水を安定して供給し、住民の生活環境改善や経済活動促進の一翼を担うことを目指しています。

1.本計画の概要

  • 本計画は、先行する1期工事に続いて、2013年3月に日本政府とバングラデシュ政府との間により約348億円で円借款契約に調印した一環の事業であり、本事業を含むバングラデシュ主要4都市(ダッカ市・チッタゴン市・クルナ市・ラッシャヒ市)における上水道普及率を、2005年の65%から2025年に90%、2050年に95%とする目標が設定されています。
  • 施工場所であるチッタゴン市は人口約270万人で、バングラデシュの総輸出入量の90パーセントを取り扱う商業都市で、ダッカ市に次ぐ第2の都市に位置付けられております。
  • 現在、進行中の本計画(1期工事)の完成により、給水能力の増強は進みますが、今後さらに増加が見込まれる人口に対応した水需要を満たし効率的な水利用を行うためには、更なる給水能力の増強が課題となってきており、これらの課題を解消するために本計画(2期工事)は策定されたものであります。

2.導水・送水管用ダクタイル鋳鉄管敷設工事の概要

  • 導水・送水管Φ1200・Φ1100mmを約35kmにわたり敷設する工事であり、ダクタイル鋳鉄管は株式会社クボタが製造・供給し、工期は36ヶ月を予定しています。
  • 【工事概要図】

  • <ダクタイル鋳鉄管の施工写真(1期工事)>

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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