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第3回「インフラメンテナンス大賞」国土交通大臣賞を受賞

2019年10月3日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊)が開発した、『下水道圧送管路における硫酸腐食箇所の効率的な調査技術』が、このたび第3回「インフラメンテナンス大賞」(主催:国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省)において、「国土交通大臣賞」を受賞しましたのでお知らせします。
今回の受賞を励みに、今後も下水道事業の発展に貢献し、快適な市民生活を支えてまいります。

1.受賞内容について

(1)取り組み名

『下水道圧送管路における硫酸腐食箇所の効率的な調査技術』 (以下、「本技術」)

(2)概要・評価

  • 近年、下水道圧送管路(※1)において、管内面の腐食による漏水や道路陥没事故が多数報告されています。これまで下水道圧送管路内面の状況を確認する有効な調査技術がなく、維持管理が困難でした。
  • 本技術は、これまで困難だった点検および維持管理における新しい調査手法であり、管の調査箇所を効率的に絞り込み、土木工事を行わずに管内面の状況をカメラで撮影し、映像で確認することができます。
  • 今回、本技術により、これまで調査することができなかった下水道圧送管路内面の状況が確認できることで、適切な維持管理が可能となり、事故を未然に防げるようになったこと。また、下水道圧送管路全体を調査する必要がなくなり、調査コストを削減できる点が評価されました。

※1 圧送方式と自然流下方式があり、圧送方式はポンプ設備により下水を輸送し、自然流下方式は管路勾配を利用して下水を輸送する方式。圧送管路は常時満流で使用され、点検調査機材を入れるためのマンホール部がなく、また管路延長が数㎞におよぶ等の特性があるため、自然流下方式の管路と同じ調査が困難であり、点検調査手法の確立が求められていました。

2.本技術について

  • 机上スクリーニングで腐食危険箇所を抽出し、空気弁設置箇所から圧送管内調査機器「CSカメラ スネーくん」(※2)を挿入して、管内面の状況をカメラで撮影します。視覚調査により劣化度を的確に診断・評価できるので、事故を未然に防ぐ予防保全調査による適切なストックマネジメントの推進(※3)が期待できます。

※2 「CSカメラ スネーくん」は当社の登録商標です。CS:Corrosion Survey。
腐食危険箇所と推定された区間を調査する時に使用します。機器の先端にあるカメラで、管内面の腐食状況を映像で確認できます。

※3 長期的な視点で下水道施設全体の今後の老朽化の進展状況を考慮し、優先順位付けを行ったうえで、施設の点検・調査、修繕・改善を実施し、施設全体を対象とした施設管理を最適化することを目的としています。(国土交通省ホームページより)

3.本技術の活動状況について

  • 平成28年度の国土交通省 国土技術政策総合研究所の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に採択され、技術性能について実証研究を実施しました。
  • また、平成30年2月、同研究所から調査技術導入ガイドラインが発刊されています。

<ご参考>

【クボタ公式ホームページ (下水圧送管路調査)】

https://www.kubota.co.jp/product/ironpipe/
products/technology/survey/



圧送管内調査機器「CSカメラ スネーくん」を使用した調査概要図、調査風景

【インフラメンテナンス大賞について】

平成28年度より国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省の6省庁が実施し、国内の優れた取り組みや技術開発を行った者に対し、各大臣賞、特別賞、優秀賞を選定し表彰している。
日本国内における、インフラメンテナンスに関わる優れた取り組みや技術開発を表彰し広く紹介することにより、事業者、団体、研究者等の取り組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図っている。

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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