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水分野での取り組み

水インフラの整備を通じて、安心な水の再生・供給に貢献

1893年、クボタは国内に蔓延するコレラから人々を救うため、日本国内で初の水道用鉄管の開発を成し遂げました。それから約130年に渡り、水に関するさまざまな製品と技術を世に送り出したクボタの水環境ソリューションは水循環のあらゆる場面で活躍し、世界最高水準と言われる日本の水インフラを支えてきました。一方、世界の水問題に目を向けると、未だ安全な水を利用できていない人が多数存在しています。私たちは日本の水インフラ整備で長年培ってきた技術・製品・サービスで、上水・中水・下水における世界の水インフラを整備し、限りある地球資源を守るとともに、世界中の人々に安心して使える水の再生と供給に貢献しています。

クボタが取り組む世界の水問題

深刻化する水不足と水害、インフラの老朽化

安全な水が不足した世界
  • 世界では3人に1人が安全な飲み水を入手できていない

    世界では人口の約3分の1に相当する約22億人が安全な飲み水にアクセスすることができていません*1。また、世界人口の急激な増加や経済の発展などを背景に、世界の水需要は2000年から2050年までに約55%の増加*2が見込まれています。このように、安心して使える水を供給するインフラ構築のニーズは世界的にますます高まっています。

    1. *1.ユニセフ(国連児童基金)とWHO(世界保健機関)の水と衛生共同モニタリング・プログラム(JMP)「Progress on drinking water, sanitation and hygiene: 2000-2017: Special focus on inequalities」
    2. *2.経済協力開発機構(OECD)「OECD Environmental Outlook to 2050(2012)」
水インフラの老朽化
  • 水道の老朽化で高まる漏水・被災リスク

    現在、先進国を中心に水インフラの老朽化が課題となっています。水道普及率98%(2017年時点*1)と高い数値を誇る日本でも、その多くが高度経済成長期に布設された管路であり、法定耐用年数の40年を超えた経年管路の割合は年々高くなっています。また、米・欧州でも多くの水道管が耐用年数を迎える、あるいは超えており、日本と同様の問題が生じています*2。老朽化した水インフラは漏水被害のリスクが高まるばかりでなく、地震などの災害時に甚大な被害が生じ、ライフラインが閉ざされるという深刻な事態を引き起こします。こうした事態に備えるために、水インフラの計画的な更新が世界的に求められています。

    1. *1.厚生労働省「水道の基本統計」
    2. *2.American Society of Civil Engineers 2017 Infrastructure Report Card
自然災害リスクの高まり
  • 世界中で発生する洪水や暴風雨などの自然災害

    2008年から2017年にかけて世界で報告された自然災害の件数は3,751件*1で、毎年340件以上の自然災害が発生しています。そのうち洪水や暴風雨など、気象関連の原因によるものは3,157件(84.2%)にのぼり*1、排水設備などが発達していない国はこれらの影響を強く受けます。世界各地で発生する自然災害に強いインフラを作り上げ、被害を最小限に留めることは世界的にも非常に重要な課題です。

    1. *1.IFRC(国際赤十字・赤新月社連盟)「World disasters report 2018」

事業を通じた水環境分野への取り組み

世界の水循環を支え、安全な水の供給と再生をめざす

  • 日本で磨き上げた水環境ソリューションで、持続的に世界中の人々に安全な水を届ける

    クボタは上水から下水まで幅広く事業展開を行う世界トップクラスの水関連総合メーカーとして、世界最高水準と言われる日本の水インフラ構築に貢献しています。地震に強い耐震型ダクタイル鉄管を始め、ポンプ、バルブ、浄水、排水システムなど、水の循環に関わるあらゆる場所に広く関わってきたその実績と技術を世界中に展開。中東諸国の水インフラ、ミャンマーの水処理施設、地震が多いアメリカ・カリフォルニア州での耐震管の導入など、各国の事情に合わせたソリューションを提供しています。クボタは安全な水を世界中の一人ひとりに持続的に届けられるよう、世界の水インフラの整備に貢献していきます。

  • 長年の知見とIoTを活用したシステムで、安全で効率的な水インフラ管理を実現

    クボタは技術・製品の開発や施設運用で培ってきたノウハウをもとに、IoTを活用したトータルソリューション「KSIS(クボタスマートインフラストラクチャーシステム)」を提供しています。製品やプラントの遠隔監視・診断・制御まで、一連の業務サイクルをIoTによって「見える化」し、施設の維持管理を省力化。作業効率の改善はもちろん、取得したデータから適性な修繕・更新計画を行うことができ、省力化と高品質な水管理の両立を実現。老朽化や災害などによる水インフラの崩壊のリスクを低減し、水の供給を安定化することで、持続可能な世界の水循環の実現に貢献していきます。

水分野のグローバル事例

世界の水環境を豊かにするクボタ

世界の人々が安全な水と清潔な衛生施設を利用できる未来へ

世界を変えるための17の目標「SDGs」の達成に向けて

国際社会の共通目標として、2015年に国連サミットで決議された「持続可能な開発目標(SDGs)」には、17の目標が設定されています。クボタは水分野における取り組みを通じて、このうち「安全な水とトイレを世界中に」「すべての人に健康と福祉を」の2つの目標に貢献できると考えています。

整備された上下水道や衛生施設が先進国では一般的なものとなっている一方で、安全な水を入手できず、衛生的な環境で生活を送ることができない人々がたくさんいます。クボタは、SDGsが掲げている目標の達成に貢献しながら、世界中の人々が安全な水と衛生環境を持続的に享受できる生活の実現をめざしています。

関連情報

統合報告書(KUBOTA REPORT)

KUBOTA REPORTは、ESG経営を基軸としたクボタの長期ビジョン・中期経営計画を中心に、財務・非財務情報を統合的に紹介しています。