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「次世代の水インフラ」に関する研究テーマを募集 「クボタ若手研究者のための次世代の水インフラ研究奨励制度」公募のお知らせ

2025年7月22日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、研究奨励ならびに産学連携を目的に、大学の若手研究者を対象とした研究奨励制度(以下「本制度」)を2020年に創設しました。今年度は、水インフラ*の課題解決や次世代に向けた先進的かつ挑戦的な研究テーマ(研究期間は2年間)を広く募集し、選考の上、3名の方に研究奨励金200万円を助成します。

  • 水道システムや上下水道管路の強靭化、持続可能な上下水道事業経営など

1.研究奨励制度創設の背景

  • 当社は、創業者の久保田権四郎が1904年(明治37年)に日本で初めて水道用鋳鉄管の量産化に成功して以来、100年以上にわたり、日本の水道と共に歩み続けてまいりました。
  • 日本の水道は世界最高水準を誇るまでに発展しましたが、近年、水道管路や施設の老朽化や人口減少に伴う水道事業体の財政難など、多くの課題に直面しています。それらの課題を解決し、日本の水インフラを次世代に引き継ぐためには、研究者の育成による新たなソリューションの創造が不可欠です。
  • 当社では、水道の研究に携わっている若手研究者の皆様の活躍が欠かせないとの想いから、2020年から2022年までの3年間、単年の研究を対象とする「クボタ若手研究者研究奨励制度(水道分野)」を実施しました。
  • 2023年からは研究期間を2年間に拡充しており、今回は「次世代の水インフラ」に関する研究テーマに助成を実施します。

2.応募資格

  • 水道の各種研究に携わる大学の准教授、講師、助教、特任研究員
  • 研究員(博士課程修了した研究者)等で、2年間の研究期間を確保できる方

3.募集概要

1)募集テーマ 「次世代の水インフラ」に関する研究テーマ
2)募集期間 2025年7月22日(火)~9月19日(金)
3)募集人数 3名
4)研究奨励金 1名あたり200万円(100万円/年×2年)

4.審査方法

選考委員会を開催し、厳正に審査いたします。

選考委員長 滝沢 智(東京都立大学都市環境学部特任教授、東京大学名誉教授)
委員 伊藤禎彦(京都大学大学院工学研究科教授)
委員 丸山喜久(千葉大学大学院工学研究院教授)
委員 廣井 悠(東京大学先端科学技術研究センター教授)

5.スケジュール

1)募集期間 2025年7月22日~9月19日
2)審査・結果発表 2025年10月(予定)
3)研究奨励金支払 2025年10月(予定)、2026年10月(予定)各100万円
4)研究期間 2025年10月~2027年9月
5)中間発表会 2026年9月(クボタ社内向け)
6)成果発表会 2027年9月(クボタ社内向け)

ご参考:前回選定された研究テーマ

  • 「水中ウイルスろ過時の表面相互作用と流束が除去能に及ぼす影響の解明」
  • 「未来社会の水インフラをデザインする:持続可能な水利用のための数理的研究」
  • 「上水試験現場に実装可能な高感度ウイルス検出法の開発」
本件に関するお問い合わせ先

株式会社クボタ パイプシステム事業推進部 TEL:03‐3245‐3216

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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