ラオス人民民主共和国の「首都ビエンチャン上水道拡張事業(CP-1)」を受注
2025年8月29日
株式会社クボタ
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一)の100%子会社である株式会社クボタ建設(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:麻生川学 以下「クボタ建設」)は、このたび、ラオス人民民主共和国(以下「ラオス」)のビエンチャン市公共事業運輸局から「首都ビエンチャン上水道拡張事業」のうち、浄水場の拡張、配水池整備を含むコントラクトパッケージ1(CP-1)(以下「本案件」)を受注しました。
クボタ建設は、長年培ってきた同国における上水道施設建設の技術やノウハウを最大限に活用して本案件に取り組み、ビエンチャン市民への水の安定供給と生活環境改善に貢献してまいります。
なお、本案件は、日本政府とラオス政府が調印した円借款事業*の一環です。
- 開発途上国に対して低利で長期の緩やかな条件で開発資金を貸し付けることにより、開発途上国の発展への取り組みを支援する形態の資金協力。
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調印式の様子
ビエンチャン市公共事業運輸局 局長 Bounyavath NIRAXAY様 (前列中央)
クボタ建設 海外事業部 ビエンチャン上水 CP-1 プロジェクトマネージャー 安江憲亮(前列右)
1.本案件の背景・目的
- ラオスの首都ビエンチャンでは上水道整備が不十分かつ給水能力が不足しており、日常的に断水が発生し安定的に水を供給できず、市民の健康への悪影響が懸念されています。
- また、経済成長による都市化の進展に伴い、人口の増加や工業団地・大型商業施設の建設が進んでおり、生活用水のみならず、工業・商業向けの水需要の増大も見込まれることから、給水能力の向上は喫緊の課題となっています。
- 本案件は、ビエンチャン南部に位置するチナイモ浄水場及び配水池の拡張等を行い、ビエンチャンの上水道サービスの安定に寄与するものです。
- クボタ建設は、同浄水場の第1期工事(1982年完工)、第2期工事(1996年完工)をはじめ、長年同国における上水道施設建設に携わってきました。拡張工事となる本案件でも技術やノウハウを最大限に活用し、ビエンチャン市民への水の安定供給と生活環境改善に貢献してまいります。
2.本案件の概要
案件名 | 首都ビエンチャン上水道拡張事業(CP-1) |
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発注者 | ラオス人民民主共和国 ビエンチャン市公共事業運輸局(DPWT-VC) |
工期 | 30カ月 |
工事概要 |
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契約金額 | 約60億円 |
- 本案件に関する問合せ先
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株式会社クボタ建設 営業企画部 TEL:06-4396-2310
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。