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KSASに⽣成AIを活⽤した「AIチャット」機能を追加

2025年01月15日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、当社がサービスを提供する営農支援システム「KSAS(Kubota Smart Agri System、ケーサス)」に、初めて生成AIを活用した「AIチャット」機能のベータ版(試用版)を追加しました。KSASの使用方法や新規就農の際に役立つ情報をAIが迅速に回答いたします。今後、正式運用をめざすとともに、KSASにおけるAIの活用を順次強化し、農業生産者にとってより利便性の高いサービスを提供してまいります。

  • 「KSAS AIチャット」のアイコン

  • チャット画面(イメージ)

1.背景とねらい

  • 国内農業においては、農業生産者の高齢化や農家の大規模化が進み、省力化や生産性・品質の向上などが求められており、ICTやロボット技術を活用したスマート農業への期待が高まっています。
  • 当社が2014年にサービスを開始した営農支援システム「KSAS」は、農地情報や作業履歴、収穫実績、農業機械の稼働情報等をパソコンやスマートフォン等を使って記録・管理・閲覧できるシステムです。データを活用した農業の実現をサポートし、多くの農業生産者に導入いただいています。
  • この度、当社は農業生産者の更なる利便性の向上のために、生成AIを活用した「AIチャット」機能のベータ版をKSASに追加します。この新機能により、KSASの使用方法などに関する質問への回答や新規就農時にお役立ていただける情報の提供を迅速に行うことが可能となります。
  • 今後は、ベータ版の利活用状況を踏まえ、より高精度な回答や情報提供が可能な正式版の開発を進めてまいります。

2.機能の概要

ご利用いただける方
  • KSAS会員であれば無料でご利用いただけます。
  • ご利用にあたってはKSAS Marketplaceから申し込みが必要です。
お答えできる内容
  • KSASの使用方法
  • 新規就農の際に有用な情報
    (情報収集の仕方やおすすめのサイト情報、相談先・支援制度・研修プログラムのご紹介など)

3.正式版の追加について

サービス開始時期 2025年6月(予定)

4.今後の展望

これまで、KSASはデジタルで営農情報を蓄積し、データを活用した農業の実現をサポートしてきました。今後は、当社が蓄積してきた農業に関する情報を用いたAIを開発し、新規就農者から熟練者にいたるまで農業生産者それぞれの課題解決を提案する、営農コンサルティングが可能なシステムへとKSASを進化させることをめざします。農業生産者を支えるパートナーとして、日本農業の更なる活性化に貢献してまいります。

ご参考

KSASに関する問い合わせ先

株式会社クボタ KSASサービスデスク TEL:0120-527-800

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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