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色彩選別機「KG-S110X」が「機械工業デザイン賞IDEA」の「審査委員会特別賞」を受賞

2022年7月26日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)の色彩選別機「KG-S110X」が、このたび「第52回機械工業デザイン賞IDEA」(日刊工業新聞主催)の「審査委員会特別賞」を受賞しました。
「色彩選別機(KG-S110X)」は、病虫害や生育不良を起こした米粒(不良粒)、および外部より混入した異物をカメラにより識別し、除去することで品質を高める機械です。外観デザインでは、作業空間に調和するよう無駄を省いた機能美を追求するとともに、米粉の汚れが目立たない配色としました。各カバーは工具を使用することなく簡単に取り外しが可能で、日々のメンテナンスが容易となります。また、誰もが迷わず使用できる画面デザインで、『瞬間認知・直感操作』を実現しました。エラー画面では、イラストで対処方法を分かりやすく表示することで、お客様自身での対応が可能となりました。
今回の受賞を励みに、日本農業の競争力強化に向けた製品、サービス、ソリューションの提供を通じて、お客様の経営課題を力強くサポートし、日本農業を支えてまいります。

1.受賞理由

以下、4点の審査基準において評価されたため受賞に至りました。

①企画力・社会性 企画内容・コンセプトの有効性や社会的貢献度
②機能・性能・品質 要素技術・システムにおける発展的な思考や独創性
③操作性・安全性・保守性・経済性 人間要因や保守・点検に対する配慮
④造形・造系処理 モノ・コトと上記3要件との有機的関連性
  • 色彩選別機「KG-S110X」

  • 審査委員会特別賞・表彰盾

2.色彩選別機(KG-S110X)の特徴

  • 色彩選別機は3つのカメラで撮影した鮮明な画像からあらゆる不良粒や異物を同時に検出し、エアーで吹きとばすことで、不良粒を正確に除去することのできる機械です。
  • KG-S110Xは新たに開発したお米の中心を見つける中心検出機能により、不良粒や異物と一緒に除去されるお米の量を減らすことができます。
    また、色彩選別機の運転状況などをタブレットやスマートフォンでいつでも確認できるKSAS(クボタスマートアグリシステム)乾燥調製システムとの連携により、圃場ごとの不良粒の発生状況をマップ表示でき、翌年の営農計画に活用いただけます。

ご参考

「機械工業デザイン賞IDEA」について
概要 日本における工業製品のデザインの振興・発展を目的に、日刊工業新聞社が経済産業省の後援、日本商工会議所・各工業団体の協賛を得て、1970年に創設
応募対象 2021年1月1日から同年12月31日までに発表された新製品
審査委員会 関係省庁、大学、各工業団体の権威者で構成
  • 「機械工業デザイン賞IDEA」デザインマーク

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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