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ハウス栽培向けAI自動潅水施肥制御システムを提供するルートレック社に出資

2021年7月1日
株式会社クボタ

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:北尾裕一、以下「当社」)は、ハウス栽培の潅水(水やり)や施肥を、AIを用いて自動化するシステム、「ゼロアグリ」を提供する株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐々木伸一、以下「ルートレック社」)に出資しました。

  • ビニールハウス内での使用例

1.出資の背景と概要

  • 当社は、社外パートナーとの連携によるオープンイノベーションの推進部門として、2019年6月に「イノベーションセンター」を立ち上げました。食料・水・環境分野で活動する国内外スタートアップ企業への出資や協業交渉などを進め、同分野でのソリューション事業の開発を加速させています。
  • 現在、気候変動への対応や、年間を通じて安定した量、品質の作物を求める外食・中食の増加等を背景に、気候の影響を受けづらく、また年間を通じて安定した量、品質の作物生産が可能なハウス栽培への期待が高まっております。
  • 一方、作物の品質と収量に大きな影響を与える潅水と施肥のノウハウを習得するには長年の経験が必要であり、これが生産性向上の大きな壁となっています。
  • ルートレック社が展開するゼロアグリは、センサーで計測した圃場の土壌水分量や肥料濃度等の環境データを基に、AIを用いて最適な潅水施肥量及びタイミングを自動で判断・制御するシステムであり、ゼロアグリを導入することで、経験の浅い農家でも、ベテラン農家のような精緻な潅水施肥を実施できるようになります。
  • 当社は今回の出資によりルートレック社との連携を強化することで、潅水・施肥作業の自動化を始めとするハウス栽培のスマート化を加速し、軽労化と生産性向上に貢献してまいります。

2.ルートレック社の概要

会社名 株式会社ルートレック・ネットワークス
会社設立 2005年
所在地 神奈川県川崎市
事業内容 AI潅水施肥制御システム「ゼロアグリ」および関連サービスに係る事業

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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