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コンパクトタイプ 大型浄化槽を発売

2018年8月17日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊)の100%子会社である、クボタ浄化槽システム株式会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役社長:萬仁志)は、省スペースで施工ができ、同時に工事費用も削減可能な、流量調整槽を有する中・大規模浄化槽では業界最小となる大型浄化槽の販売を開始しましたので、お知らせします。

1.開発の背景と狙い

  • 世界各国が各産業分野で温室効果ガスの削減に取り組む中、環境省は「省エネ型中・大型浄化槽システム導入推進事業」に関わる補助金制度を設定し、既設の旧構造基準型の大型浄化槽(101人槽以上)から省エネ効果が高い新型浄化槽への入れ替えを推進しています。
  • しかし、既設浄化槽の改修は、流入する汚水の処理を継続しながら行うため、浄化槽を設置する新たなスペースが必要となります。
  • 当社ではこのような「狭小地設置」というニーズに応えるため、コンパクトタイプの大型浄化槽を開発しました。これにより、既存設備を有効活用しての改修を可能にするとともに、新設においても、工事費の低減に貢献することができます。

2.製品概要

【製品名】

クボタ浄化槽 KRZ型

【発売日】

2018年7月15日

【主な仕様】

処理対象人員 51~10,000人
日平均汚水量 2.55~1,000m3
  • 価格については、お問い合わせください

3.主な特長

(1)高い基本性能

  • クボタ独自の二段ろ過処理の採用により、生物処理と固液分離機能を向上させました。浄化槽を製品化する際に必須の第三者機関が実施する性能評価試験(公的試験)にも安定した水質で合格しています。

(2)ライフサイクルコストを低減

  • 本製品では、浮遊物除去に用いる自動スクリーンを採用しない設計とし、機器点数を削減することによるライフサイクルコスト低減を可能にしました。

(3)遠隔監視システムの設置が可能

  • インターネットを介して運転状況を監視することができるKSIS(Kubota Smart Infrastructure System*1)をオプションで選択することができ、スマートフォンでいつでもどこでも運転状況を確認することが可能です。
    1. *1.水環境分野におけるIoTを活用したサービス

(4)ハイブリット型浄化槽の選択が可能

  • FRP製だけでなく、鉄筋コンクリート製の槽とFRP製の槽を組み合わせたクボタ独自のハイブリット型をラインアップしました。
    特に大規模な案件では、鉄筋コンクリート製の深型流量調整槽とFRP製の槽を組み合わせることにより、省スペース施工が可能となります。
製品に関するお問合せ先

クボタ浄化槽システム株式会社 営業推進部 (TEL.03-3245-3708)

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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