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磐城農業高等学校「鉄コーティング直播栽培」の播種作業実習を支援 生徒たちが最新の農業機械を用いた新しい農作業を体感

2018年5月11日

株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股 昌俊)、クボタアグリサービス株式会社(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:飯塚 智浩)は、福島県立磐城農業高等学校の生徒に対し「鉄コーティング直播栽培」の特別実習を2013年より支援しています。本年度も播種作業実習を通じた支援を下記の通り実施しますので、お知らせします。
実習では、2016年業界に先駆けて発売した「直進キープ機能付田植機」を生徒たちが操縦し、直進時にハンドルから手を離しても自動操舵機能で真っすぐに走行する最新田植機を体験するとともに、従来の育苗による田植えとは異なる「鉄コーティング直播栽培」に関わる技術やノウハウを学びます。
当社グループは、本実習を通じて生徒たちが最新の栽培技術と農業機械の知識を学ぶことを通じて、被災地復興と地域農業を支える人材育成に努めてまいります。

1.実習要領

【日 時】

平成30年5月18日(金)10:30~12:00(実技は11:00~を予定)

  • 天候による変更の可能性がございます。

【場 所】

福島県立磐城農業高等学校 実習ほ場(福島県いわき市後田町細谷68-2)

  • 下記地図をご参照ください。

【支 援】

GPS搭載田植機「直進キープ機能付田植機」を使用した、鉄コーティング直播機
「鉄まきちゃん」による運転技術指導

2.クボタグループの「鉄コーティング直播」実習での支援

1.「特別授業」

鉄コーティング直播に関わる技術・情報から稲の生長過程や害虫障害に至るまで、当社が培ってきた技術とノウハウを伝える特別授業。

2.「コーティング実習」

種もみに鉄粉をコーティングする作業実習。

3.「播種作業」

田植機(鉄コーティング直播機)による播種作業実習。

4.「中間管理作業」

稲が生育した途中段階で、生長過程の観察や水管理など栽培上の注意点などについて学ぶ実習。

5.「収穫作業」

コンバインによる収穫作業実習。

6.「土づくり特別講座」

直播に先立ち、農業における重要な要素の一つである土づくりについて学ぶ授業。

昨年の播種作業の様子

<ご参考①>「鉄コーティング直播」について

  • 田植え(苗を植える)の代わりに、鉄粉をコーティングした種もみを直接水田に播く農法です。
  • 鉄粉をコーティングすることで、田に水を張った時に種もみが流されにくくなり、田植えと同じように均等間隔で表面に播くことができます。また、鳥に食べられにくくなる効果も期待されています。
  • 育苗に伴う作業を必要としないので、省力化と軽労化、コスト削減が期待できます。
  • また、田植えとは異なり、播種までの事前作業時期をずらすことができるので、経営規模拡大に対応しやすく作付面積が年々拡大しています。

<ご参考②>GPS農機「直進キープ機能付田植機」について

  • 当社は、2016年9月にGPS(全地球方位システム)を活用した「直進キープ機能付田植機」を業界に先駆けて発売し、「ファームパイロット(Farm Pilot)」シリーズと称したGPS農機の販売を開始しています。
  • 日本農業は高齢化に伴う離農や委託により小規模農家が減少しています。一方でその受け皿となる担い手農家が増加しており、短時間で作業を効率よく、容易な操作で行える農業機械が求められています。
  • 本機は、直進時に自動操舵ができる機能を搭載しており、高い精度が求められる田植え作業において未熟練者の方でも簡単に真っすぐに田植えができます。

<磐城農業高等学校 ほ場地図>(実習ほ場

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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