クボタ「阪神工場尼崎事業所」、「恩加島事業センター」が設立100周年を迎えました
2017年8月30日
株式会社クボタ(大阪市浪速区:代表取締役社長 木股 昌俊)阪神工場尼崎事業所、恩加島事業センターは、本年8月に設立100周年を迎えました。
工場設立以来、長きにわたり事業活動を続けることができましたのは、お客様をはじめ取引先や地域住民の皆様等、全てのステークホルダーの方々からのご愛顧とご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。
阪神工場尼崎事業所は、1917年(大正6年)に鋳鉄管、鋼塊用鋳型の製造工場として操業を開始し、近代鋳物の黎明期から、数々の独創的な技術を開発して各分野に鋳物製品を送り出してきました。この伝統を受け継ぎ、現在も産業界から厚い信頼を得ている圧延用ロール、鋳鉄異形管を生産しています。
恩加島事業センターは、1917年(大正6年)の設立以来クボタ祖業の鋳物製品製造に携わってきました。100年にわたり培った鋳造・生産技術を駆使して、現在もさまざまな産業分野の基盤となる製品を世の中に届けています。これからも鋳造技術の革新に挑戦し続け、高品質な製品を生産していきます。
両工場とも、クボタグループで最も歴史ある工場として、これからも時代が求める製品・技術・サービスを通じて、食料・水・環境の分野での課題解決を図り、持続的な社会の発展に向けて貢献してまいります。
阪神工場尼崎事業所の概要
所在地 | 尼崎市西向島町64 |
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代表者 | 桝田 多人 |
敷地面積 | 54,000m2 |
従業員数 | 229人(2017年8月現在) |
生産内容
沿 革
大正6年 | 鋳鉄管・鋼塊用鋳型の生産開始 |
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昭和2年 | 回転式立吹鋳造方式により、鋳鉄管国内トップメーカーの基盤を築く |
昭和17年 | 工作機械鋳物・舶用機関部品鋳物・鉄道用ブレーキシューの生産開始 |
昭和23年 | ダクタイル鋳鉄管及びダクタイルロール生産開始 |
昭和36年 | 我国最大の140トン鋼塊用鋳型製造に成功 世界初の遠心力鋳造ロールの製造に成功 |
昭和40年 | 鋳物ホーロー浴槽の生産開始 |
昭和55年 | シリンダーライナーの生産開始 |
昭和55年 | 伊丹分工場でバスルームの生産開始 |
昭和61年 | 伊丹分工場でハードディスクの生産開始 |
昭和63年 | チタン酸カリウム繊維(TXAX- A)の生産開始 |
平成4年 | 遠心力鋳造によるハイスロールの生産開始 |
平成5年 | ISO9001認証取得 |
平成7年 | ダクイタイル異形管の新生産ラインによる生産開始 |
平成12年 | ISO14001認証取得 |
平成15年 | 尼崎工場と武庫川工場が統合し、阪神工場新設 |
平成26年 | クボタマテリアルズカナダ(KMC)社でTXAX- MAの生産開始 |
恩加島事業センターの概要
所在地 | 大阪市大正区南恩加島7丁目1番22号 |
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代表者 | 辻 聰 |
敷地面積 | 78,592m2 |
従業員数 | 323人(2017年8月現在) |
生産内容
沿 革
大正6年 | 大阪市浪速区より鋳物工場を移転 |
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昭和8年 | 鋳型鋳物の製造を開始 |
昭和14年 | トンネル用鋳鉄セグメントの製造開始 |
昭和39年 | ダクタイルセグメントの製造開始 |
昭和40年 | アルキャストの製造開始 |
昭和49年 | 量産型遠心力鋳造による排水直管の量産開始 |
昭和51年 | 高圧高速造型鋳物によるエンジン鋳物の量産開始 |
昭和61年 | 減圧造型鋳物によるダクタイルセグメントの量産開始 |
昭和62年 | 消失模型鋳造ライン(LFPライン)稼動 |
昭和63年 | 中圧高速ライン(FLライン)稼動 |
平成3年 | 消失模型鋳造による排水集合管の量産開始 |
平成9年 | ESライン(流気加圧式造形ライン)稼動 |
平成10年 | ISO9001認証取得 |
平成11年 | ISO14001認証取得 |
平成18年 | 新キュポラ稼動 |
平成24年 | 消失模型鋳造によるクランクケース2の製造開始 |
以上
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