タイ コンバイン工場の拡張について ASEAN諸国のコンバイン事業の拡大に向けて生産能力を増強
2017年1月23日
株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊 以下「当社」)は、タイの製造・販売子会社「Siam Kubota Corporation Co.,Ltd」(以下、SKC)のコンバイン工場を拡張し、生産能力の増強により、ASEAN諸国のコンバイン事業の拡大を目指します。
記
1.背景
- 当社は、タイ国内の農業の近代化に伴う機械化ニーズの高まりを背景に、2009年にSKCにインディカ米収穫用のコンバイン工場を建設し、生産・販売を行ってまいりました。
- 2011年からは、ASEAN諸国へのコンバイン輸出を開始し、主に高馬力・高耐久機を供給してまいりました。
- その後、輸出先の増加や各国の収穫機械化に伴い、生産販売台数も順調に推移し、今後、更なる増加が見込まれています。今後の成長著しいミャンマー、フィリピン、インドネシアなどASEAN諸国のコンバイン事業を生産面から支えるため、このたびSKCのコンバイン工場を拡張する事を決定しました。
- 今回の生産能力の増強と合わせて、原価低減や生産性向上を進め、より競争力の高い工場づくりをめざし、ASEAN諸国の農業の機械化の更なる発展に貢献してまいります。
2.新工場概要
所在地 | タイ国チョンブリ県アマタナコン工業団地 |
---|---|
規模 | 建屋面積2.75万m2 |
投資金額 | 8.2億バーツ(29.9億円) @3.65円/バーツ |
生産品目 | コンバイン(普通型) |
生産能力 | コンバイン2万台/年 |
稼働時期 | 2017年10月 |
<ご参考>
会社名 | Siam Kubota Corporation Co.,Ltd |
---|---|
設立 | 2010年8月 (ザ・サイアムクボタインダストリーCo.,LtdとサイアムクボタトラクターCo.,Ltdを統合して設立) |
所在地 | タイ国パトゥムタニ―県ナワナコン工業団地 |
代表者名 | 木村 浩人 |
規模 | 敷地面積7.88万m2、建屋面積2.9万m2(ナワナコン本社) |
資本金 | 約27.4億バーツ |
出資比率 | クボタ60%・サイアムセメントグループ40% |
事業内容 | トラクタ、コンバイン、エンジン、耕うん機の製造・販売 |
生産能力 | コンバイン1.3万台/年、トラクタ9.5万台/年、エンジン10万台/年、耕うん機10万台/年 |
従業員数 | 約2,900人(2017年1月現在) |
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。