業界初!「直進キープ機能付田植機」を新発売 GPSを搭載した直進時自動操舵機能付田植機を市場投入し担い手農家を支援
2016年4月27日
当社は、業界初となるGPS(全地球測位システム)を活用した田植機『直進キープ機能付田植機』を発売します。『ファームパイロット(Farm Pilot)』シリーズと称したGPS農機第一弾として、直進時に自動操舵できる機能を搭載しました。規模拡大を図る担い手農家の経営課題を力強くサポートし、日本農業を支えてまいります。
記
【商品名】
クボタ乗用形田植機
ファームパイロット(Farm Pilot)シリーズ
ラクエル「EP8D-GS」(8条植)
- 画像はEP8D-F-GS (F:粒状側条施肥仕様)
【発売日】
平成28年9月1日
【型式と価格】
型式名 | 条数 | 希望小売価格(税込) |
---|---|---|
EP8D-GS | 8条植 | 3,922,560円~ |
【販売目標】
初年度 500台
【開発の狙い】
- 日本農業は高齢化による離農や委託の増加により、担い手農家への農地集約と規模拡大が一層加速しています。
- また規模拡大を図る上で、担い手農家は人員の確保が必要になりますが、農家の減少や高齢化により、熟練した技術・技能を持った人員の確保が困難になっています。
- 特に田植えは、稲作基幹作業の中でも高い精度が求められ、熟練した技術・技能が必要になります。
- このような市場環境の変化の中、当社ではGPSを利用して農業の高能率化や高精度化、低コスト化、省力化に寄与することを目的とした農機を市場投入する方針を掲げています。
- その第一弾としてこの度、未熟練者の方でも簡単に真っすぐ田植えができる「直進キープ機能付田植機」を発売します。
【主な特長】
[1]真っすぐ田植えができる「直進キープ機能」を搭載
- 高い精度が求められる田植え作業において、未熟練者の方でも簡単に真っすぐ田植えができます。
- 熟練者の方にとっても直進操舵のストレスから解放され、作業負担が軽減されます。
[2]「安心サポート機能」を搭載
- 直進キープ時も手動ハンドル操作を優先しますので、咄嗟の判断が必要な時には操舵が可能です。
- あぜへ接近すると、手前でブザーが鳴ります。さらに近づくとエンジンが停止し、あぜへの衝突を防止します。
- 圃場外では「直進キープ機能」が入らない設定になっており、誤使用を防止します。
[3]多搭載予備苗台(レール8枚、段積8枚)
- 通常の田植機よりも苗を多く搭載できるので、あぜからの補給回数を少なくでき、また苗を補給する際の補助者の省人が可能です。
【直進キープ機能操作について】
一工程目で直進方向の基準線(始点・終点)を「基準登録スイッチ」で登録します。
次工程からは「GSスイッチ(直進キープスイッチ)」を押すだけで、基準線に対して自動的に平行走行します。
- 製品に関するお問い合わせ先
-
アグリソリューション推進部(TEL.06-6648-3938)
以上
ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。