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インドで現地ニーズに適合した多目的トラクタを市場投入 高い牽引力で農作業のほか荷の運搬用途にも適したトラクタ

2015年8月24日

株式会社クボタ(本社 大阪市浪速区:代表取締役社長 木股昌俊)は、高い牽引力を備え、農作業のほか農作物や土木資材などの運搬用途にも適した多目的トラクタをインド市場に投入します。
現地ニーズに適合したトラクタの投入により、世界最大の規模を誇るインドのトラクタ市場を本格的に開拓していきます。

1.背景

  • インドのトラクタ市場は年間需要が約60万台の規模を誇る世界最大の市場です。インドでは農作業のみならず、トレーラーを牽引して農産物や土木資材の運搬を行うなど、年間を通してトラクタが使われています。
  • 当社はこのインド特有のニーズに対応したインドモデルの多目的トラクタを新開発しました。当社の従来機よりも重量があり、高い牽引力を発揮するほか耐久性にも優れています。現地ニーズに適合したトラクタにより、インドのトラクタ市場を本格的に開拓していきます。
  • 当社はグローバル畑作市場での事業拡大を推進しております。フランスに大型トラクタ工場を設立し、欧米の畑作市場への本格参入を開始しました。アジアの畑作市場にも積極的に参入し、農業機械事業の成長を加速します。

2.製品概要

【モデル名】

MU5501

【発売日】

2015年11月販売予定

【馬力】

55馬力(2WD)

【主な特徴】

①高い牽引力

  • 高い牽引力を備え、水田・畑作作業のほか、農作物や土木資材の運搬作業など多目的な用途に使用できます。

②低燃費

  • インドの排ガス規制に適合した自社製ディーゼルエンジンを搭載。高出力かつ、静かで振動が少なく、低燃費も実現しました。

③高い耐久性

  • オイル洩れ・早期のクラッチ摩耗に対し高い耐久性を有し、長時間の使用や多用途の厳しい作業環境にも対応します。

④快適な操作性

  • レバー・ペダルを操作のしやすい配置にし、操作荷重も軽減したほか、全油圧パワステの採用により、オペレータが楽に操作ができます。
    夜間の作業でも確認しやすい全照明LEDメータパネルを採用したほか、運転席の空間も広いため、快適に作業ができます。

3.今後の予定

  • 本年10月にタイの子会社(サイアムクボタコーポレーション)で量産を開始し、11月からインドの販売子会社「クボタ農業機械インド株式会社」を通じて販売します。
  • 将来的にはインドのほか、アジア・中南米等の新興国市場にも展開し、2018年には約16,000台を販売する予定です。

<ご参考>

<インドの販売拠点の概要>
会社名 クボタ農業機械インド株式会社
(Kubota Agricultural Machinery India Private Ltd.)
設立 2008年12月
所在地 インド タミル・ナードウ州チェンナイ市郊外
社長名 鈴木 聡司
資本金 5億ルピー
出資比率 クボタ60%、住友商事36%、アジア大洋州住友商事4%
販売品目 トラクタ、コンバイン、田植機等の販売

以上

ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。

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